職場で部下や後輩と上手くやるには3つのポイントを理解しよう
職場で部下や後輩とは上手くやっていきたいですよね。
日本は年功序列の会社がまだまだ多く、うちの会社も同じです。
過去に60名が所属するラインのリーダー経験があり、今現在も別の会社で10名以上の後輩や派遣社員さんがいる現場で教育担当の私が体験を元に、わかりやすく解説していきます。
結論から書いてしまうとこの3つになります。
①相手への尊敬
②自分の知識と技術
③相手への伝え方
この3点のどれか1つは最低でも身につけてください。
①相手への尊敬
相手への尊敬の想いがあれば自分が仕事ができなくても上手くいきます。
尊敬されて嫌な人ってほとんどいないからです。
上司や先輩から、「◯◯を教えてほしいんだけど」とか「意見を聞かせてほしい」など下の立場の人に対して、丁寧に接してくれる上司や先輩がいたら嬉しいですよね。
これは自分のプライドを捨てることができれば、誰でも出来る方法で一番知識も技術も必要がない方法です。
しかし、注意点もあります。
✔️何度も同じことを聞く
✔️聞きながら、相手を操作しようとする
この2点は完全NGです。
自分が何度も同じことを質問されたら嫌ですし、利用しようとしてきてるのって結構わかりますよね。
なおかつ、自分よりも後輩や部下のほうが優秀だった場合すぐにばれます。
プライドを捨てて、アドバイスをもらい全力で頑張ってる姿を見せてください。
イジられることもありますが、相手からの見方がかわり協力してくれるようになります。
②自分の知識と技術を高めて追いつかせない
他人に負けない自分がNo1の知識や技術を身につける方法です。
相手がピンチのときに、助ける方法を知っていたり持っていることが非常に大切になります。
これは先ほどのプライド云々ではなく、経験やセンスなどを元に他人に追随を許さないタイプです。
いざというときに、頼りになる人は普段の素行がよっぽどではない限り尊敬されます。
しかし、常に自分の知識をアップデートし続けたり新しい技術を取り入れたり応用したりと、他人に出来ないことを持ち続けなければなりません。
③相手への伝え方で多くのことが変わる
伝え方が9割という本が100万部を突破するほど、伝え方は大切です。
理由はシンプルで、全ての人が違うからだと私は考えています。
教育を例に出します。
同じ内容の教育を行うときに、Aさんに教えた言葉や方法でBさんが上手くいくとは限りません。
これは当然のことで、AさんとBさんが育ってきた環境も経験も違うからです。
しかし、教えるのが下手な人や自分が仕事が出来ると思っている人ほどワンパターンな教え方しかできていません。
相手によって対応の仕方、話し方や伝え方を変えることは大変ですよね。
ですが、少しだけ変えるだけでも効果があったりします。
例えば物を切ることを教えるのに、「握れば切れる」と教えても出来ない女性がいたら、「包丁のように引きながら握ると切れますよ」と同じ内容を教えたいときに伝え方が1つと2つあるのとでは、効率も違います。
【包丁のように】という女性にイメージしやすい物と【引きながら】という具体的な方法を付け加えるだけです。
自分のことを考えて教えてくれているという特別感を相手に与えることができて、さらに2つ目を提示したことで相手に引き出しの多さを伝えることができます。
まとめ
・自分のプライドを捨てて、部下や後輩に教えてもらえば自然と上手くいく
・他人に追いつかれない知識や技術を身につけて、常にアップデートし続ける
・伝え方を工夫するだけで、尊敬される人になれる
いかがでしょうか?
今回は、職場での部下や後輩と上手くやっていく方法を3つご紹介しました。
一昔前までなら、定期的に飲みにいくなど会社外での付き合いだけでもよかったかもしれませんが、今は時代が変わりました。
時代に流されない3つの方法を意識することで、周囲の目が変わり自然と関係が良好になっていきます。
次回もまた、人間関係についての記事を載せていきたいとおもいます。