アニメージュとジブリ展
行ってきました!須賀川の「アニメージュとジブリ展」。
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そもそもアニメージュとは?
アニメージュは、78年5月26日に創刊されたアニメの専門雑誌です。販売元は、徳間書店。
発売された当初は、こんな仕様でした。
アニメージュの初代編集長は、尾形英夫氏。スタジオ・ジブリの設立にも関わり、宮崎駿監督を世に知らしめた立役者です。
そして、創立当時の副編集長は鈴木敏夫氏。
高校の時の友人は「スタジオ・ジブリカラー」が強いことを理由にあまりアニメージュを好んでいませんでしたが、私は、アニメージュ推しでした。
ちなみに、「風の谷のナウシカ」の連載は1982年2月から。
私が小学生の時の話です。
会場では宮崎監督によるナウシカの原稿も展示されていて、
ナウシカは、あれは中国がモデルだったのか^^;
……と、思わず心の中で突っ込んでしまいました。
写真が暗くてすみません🙏
リアルナウシカの腐海装束です。
銃身が結構長い。何となく、この前まで「銃」に色々拘っていた身としては、この銃が気になってしまいました。
原作の作画を見ても、恐らく「元込め式」の銃のハズ。
腐海に入る際には、瘴気マスクを着用。
実は、部族ごとに瘴気マスクのデザインも異なります。
マンガでは出てきませんが、こうした細かい文様が入っているところは、確かに中央アジアの文化を彷彿とさせます。
素材は、多分フェルト素材。
ちなみに、ナウシカの身長は150~155cmくらいの設定だそう。
後ろから見てみましょうか。
バックにも模様が入っているところが、いかにも民族衣装。
短刀(セラミック刀)を腰に挿していますね。
マンガやアニメではよくわかりませんが、確か下はスパッツだったはずです。
さらに、個人的に惹かれたのは「ナウシカの持っている数々のアイテム」。
これも、モデルが作られていました。
左上から順に、遠眼鏡、光弾、銃弾、ライトなど。
こちらは蟲笛と「長靴いっぱいに食べたい」とアスベルが評した、チコの実。
よくわかりませんが、何となく粟とか稗とか、そんな雑穀のイメージです。
結構小粒かな?
懐かしの表紙のステンドグラス
今回楽しみにしていたのが、須賀川のみの特典として、歴代のアニメージュのステンドグラスです。
私自身、宮崎監督の「風の谷のナウシカ」の連載を読みたいがために、中学生時代、乏しいお小遣いの中からアニメージュを毎月購入していました。
この表紙には見覚えがあります。
実はナウシカ、何度か連載を中断しているんですよね。
ワイド版の最終巻に近づくにつれて、話がどんどん難しくなっていくので、本当に完結するのかどうか不安だったこともありました(苦笑)。
「不思議の海のナディア」は、完全に見覚えあり。
「エヴァンゲリオン」で有名な庵野監督の初期の頃の作品です。
実は「天空の城のラピュタ」と大まかなストーリー構成が似ていて、当時から話題になっていました。
確か、庵野監督もラピュタの制作スタッフに途中まで加わっていたんじゃなかったでしょうか。
(ナウシカの巨神兵を担当したのは有名)
写真撮影は一部しか許されていないので、これが精一杯ですが、巨神兵。
腐海で朽ち果てている「巨神兵の化石」のイメージでしょうか。
ちなみに巨神兵と言えば、須賀川特撮アーカイブセンターで見た「巨神兵東京に現わる」も印象深いです。
なかなか行くには難易度が高い場所にありますが(苦笑)、おすすめスポットの一つです。
また、ラピュタのジオラマも再現されていました。
よく見ると、パズーとシータの乗ったタコが浮かんでいるのが確認できます。
お財布の紐が緩みっぱなしの物販コーナー
小学生の頃からジブリには親しんでいたこともあり、ジブリグッズは結構持っていました。
なので、お財布の紐は固く締めていたつもりでしたが、結局誘惑に敗ける羽目に^^;
あれもこれも買うとキリがないので、ポストカードを購入。
角野栄子さんの「魔女の宅急便」も、実は小説を持っています。
そして、フォロワー様のお一人とコメント欄にて「成長したキキが色っぽくなっていた」という話が出たのを思い出し、思わず購入(笑)。
恐らく、この号の表紙だったはずです。
これは1982年7月号。
さすがにこの頃はまだ幼稚園児ですが、割とナウシカの中で好きなワンカットです。
こちらは1990年4月号。
このアンニュイなナウシカの表情が、非常に気になった一コマ。
個人的な感想ですが、マンガで一気に話が面白くなってくるのは、3巻辺りから。
俗っぽい言い方かもしれませんが、ナウシカが「キレイなお姫様」でいられなくなってくるのが、トルメキアと土鬼との戦争に参加する辺りからです。でも、この辺りから「宮崎ワールド」爆発という印象で、私は結構好きです。
東京でも開催
この「アニメージュとジブリ展」ですが、須賀川の後、東京に会場が移されます。
開館時間
入場料
以前に開催されたときはわずか1週間しか開催されませんでしたが、今回はそこそこの長さがあるので、首都圏在住の方には、ぜひ足を運んでみて頂きたいです。
これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。