note創作大賞の最終結果
私が出しそびれた(そもそもまだ構成段階で止まっている^^;)note創作大賞の、最終結果が発表されました。
中間発表の段階でも、かなりの作品数があったのですが、中には見知ったお名前もありました。
そして、膨大な数の作品の中から私が気になっていたのが、こちら。
フィクションかノンフィクションかスレスレのラインですが、仮にフィクションだとしても、設定が非常に秀逸でした。
本当に、細かい設定を綿密に組み立てて幾度も見直しながら、最後に一気に文章に仕立て上げた。
そんな印象を受けた作品です。
私自身のイチオシの作品を述べよ、と言われたら、間違いなくこちらの作品ですね。
もっとも未読の作品も多いので、他の方々の作品もいずれはじっくり読ませていただくつもりですし、楽しみでもあります。
さて、「創作」というジャンルは随分遠ざかってたのですが、俳句幼稚園に参加するようになってから、いわば毎日「創作活動」をしている状態です。
メンバーも俳句のみの創作だけでなく、マルチな才能を持つクリエイターも多い。
なので、そのような他ジャンルの経験を、俳句にも応用したり視点を取り入れたりしている方も多いのだろうな~と、日々感じています。
実際、17音の世界に色々な要素を詰め込んだり削ぎ落としたりという作業は、正に「創作」。
俳句の世界で類句は嫌われるので、自ずと独自の視点やオリジナリティが求められます。
散文(説明文)を書くのとはまた違う感覚や調整も必要なわけで、単純に17文字を詰め込んでいるわけではありません。
そして、上記の創作大賞の記事に関して、私が今後の作品作りに活用していきたいのは、次のnote社のコメントです。
③は皆が持っているとして、①と②は、よく言われる「オリジナリティ」と「客観性」のバランス、とも解釈できます。
やはり、文の長短や作品のジャンルに関係なしに、「作品を商業化」する上では、大切な視点ではないでしょうか。
今回受賞を逃した中間発表のクリエイターの中にも、既にプロとして活動されている方やライターの方も多く含まれていたのは、普段からそのような視点を持つ訓練をしており、バランス感覚に長けているから、と私は考察しております。
「自分が書きたいように書く」というのと、商業ベースに乗せるのは、また違う次元の話。
何度か書いていますが、視点がいくらオリジナリティに溢れていたとしても、実際に読むのはその先にいる大勢の読者です。
自分が「面白い」と思うだけでは、足りない。
商用の記事や作品を書く上では、暗黙の了解事項とも言える事柄かもしれません。ですがそんなことを改めて教えてくれた、今回のnote創作大賞のコメントでした。
最後に、改めまして。
受賞の皆様方、本当におめでとうございます!
これからのますますのご活躍を、期待しております。
©k.maru027.2022
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