私が病気になったわけ①

　私の過程は生粋の男尊女卑の家庭で、曾祖父母、祖父母、父、母、2歳年下の弟の8人家族でした。
　曾祖父母は早くに二人揃って認知症になり、症状が酷いと｢○してやる！｣｢○にたい！｣と大声で喧嘩を始めました。そこにいる大人は、誰一人止めません。祖父母に至っては喧嘩に参加していました。
　母は嫁で、虐めたおされていた専業主婦でした。専業主婦を完璧にこなそうと思ったら、それは本当に大変なことです。母も病んでいたに違いありません。
　そのくせ、私の家族は他人には良い顔をして、お金だけは惜しみ無く出す。周りからは恵まれているとでも思われていたでしょう。
　問題はさらにあります。弟と私の差別です。弟は何をやっても上手くできない。いつも泣いてばかりいて、言葉で説明ができない。だから、どんなに弟が悪くても喧嘩すれば問答無用で私が叩かれました。話も聞いてもらえませんでした。母はいつも、できない弟の側によりそって、宿題、寝かしつけ。私は一人で何でもできるからと、ほったらかしでした。それなのに、弟はいつだって母からまなざしを向けてもらえる。私はそんな弟が大嫌いです。
　少し書いただけでも本当に嫌な家族ですね。続きは、また改めて…。