詩「失望の別名」
この気持ちは
失望と呼ぶにふさわしいだろう
出来ないから やらないのではなく
やりたいのに 出来ないのだ
身体が鈍く鉛のように重く
四肢のあちこちからは
見えない透明な血を流し
悲鳴をあげ続けている
赤い血が出るわけでも
傷があるわけでもなく
誰も彼も気付くことはない
世界中の誰一人とも分かち合えずに
私は私の中にある私にしかわからない
果てしない宇宙のような
痛みに朽ちてゆく
(画像はフリー素材からお借りしました)
*2015年(H28)頃!?に書いたものを手直し。
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