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夜の端から (詩)

朝の闇に埋もれた
高層ビルを追い越す
魔法の様に電光と空白が
滑っていく

ノイローゼの街でも
閉じた瞼を通せば
溶けた蝋を被ったように
画になるから

加速する今は過食症
目にするもの全て取り込みたい

忙しない街の裏は
どこか近未来
深夜トラックのための
今だけの優しい時間

加速する今は過食症
溶け込んで消えるネバーランド

瞬間 時を駆ける
拓く 夜の端から
All right  今なら行ける
多少の傷があっても

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