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美しい色。美しい形。美しい人。 これらがあるように、美しい行為というものがあると思います。 その中で最近特に考えるようになったのが、誰かから誰かに何かを売り買いするという行為。今回はそんな美しい買い物について考えていきたいと思います。 * あなたは、最近何を買いましたか?その買った物はどこで誰が作ったか知っていますか? とても当たり前のことですが、全ての物は誰かの手で、もしくは誰かの目や手がかけられて作られています。機械を使って作られていたとしても、そこには誰かの何かの意
長い旅から帰って住み慣れているはずの自分の家に足を踏み入れた途端、すごく違和感に襲われたことがある。部屋がとても小さく感じられるのだ。もともとそんなに大きくない家に住んではいたが、非日常の世界から日常になった瞬間に椅子や机、ベッドなど目に入る全てのものが小さくなってしまったように感じる。物理的にはもちろん少しもサイズは変わっていないのだが、自分が長旅の経験や感動、そして道中の疲れが、ありもしない小さな世界へと足を踏み入れてしまった錯覚を引き起こしているのかもしれない。 それは
北欧のクラフツマン、アーティスト、ギャラリストと、秋の始めにデンマークの首都コペンハーゲンで開催を予定しているエキシビジョンに向けて、徐々に話始めている。今回のエキシビジョンは、2018年2019年と二度に渡り来日したデンマークのアーティストとクラフツマンを自分がアテンドし、日本国内の様々のクリエイターに一緒に会いに行き、意見交換をしてきた。その経験をアートとして昇華させ形にしていくエキシビジョンである。 * 日本人は緻密に計画を実行することが得意のようだ。それは
みなさんは北欧のヴァイキングと聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。 強奪、暴力、占領などという弱いものに対して力でねじ伏せてしまうような怖い印象を持っている方も多いと思います。 しかし実際のヴァイキングの姿は、そんなイメージとは少し異なる側面も持っていたそうで、そこから少し思考を広げていきたいと思います。(もちろん、上記に挙げたイメージなどもあるのでしょうね。) * 今から1200年前のヨーロッパは、ヴァイキング時代と称されるようにスカンジナビア半島を中心に航海勢力