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人間は意義を感じない仕事には情熱をもって取り組めない

今日は、『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』の「プロジェクトの意義をメンバーと共有する」を読みました。

●学んだこと

プロジェクトの目的や意義を、シンプルな言葉に落とし込んでメンバーに共有することは、リーダーが初期に行うべき最も重要な仕事だと筆者は考えています。
その理由は2つあるそうです。

①動機付けするため

責務として仕事を与えれば、メンバーは当然それに取り組んでくれるはずですが、100%以上の力を発揮してもらうためには、高い水準で動機付けられている必要があるそうです。
つまり、人間は意義を感じない仕事には情熱をもって取り組めないということだそうです。

②効率を上げるため

プロジェクトが進行するにつれて、当初想定していなかった大小さまざまな問題が発生することになります。
しかし、リーダーがそれら全ての意思決定をしていたら、プロジェクトは回りません。

そこで重要になるのが、メンバーの判断基準だそうです。
よって、些末な問題の処理権限はメンバーに渡し、リーダーは重要かつ難易度が高い問題に集中するスタイルが最も効率が良いそうです。

その際、メンバーの問題解決の基準のために、目的がしっかり共有されている必要があると、筆者は考えています。

●読んで考えたこと

本内容を読んで、情熱と効率を同じものだと考えていたと気付きました。
熱い気持ちで取り組んでもらうことと、問題解決の担当領域を分けて効率良く進めることは、たしかに別物だと納得できました。

また、内容に納得すると共に、MECEな考え方で分解することでより本質的に内容を理解できることを、改めて実感できました。

そして、個人的には、特に動機付けが大事だと考えています。
「こうやって仕事できると面白い結果になりそうだ」とメンバーに思わせる話ができるように、また、そういった話をするために必要な行動を適切に進めていけるようになりたいと思いました。

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