「断食」に行ってきました②
断食の効果
食べないことによって臓器を休めると、生命力が高まって、若返ると言われています。
しかも、体内の毒素排出にも役立つのです。
断食中には、下記の現象が起こることが知られています。
① 大便・小便の排泄の促進
② 目やに、鼻汁、痰(肺からの老廃物)増加
③ 吐く息が臭くなる
以上の点から、ある学者は「断食により体内、細胞内の老廃物の排泄が旺盛になる。その結果新陳代謝が活発となり、余剰物・老廃物の沈着を改善する。つまり、若返るのである」と言っています。
私が実感した効果
私の場合、断食を始めてから丸2日くらいから、舌が白く苔むしてきました。
これは老廃物が排出されている証拠ですね。
一方、大便については、断食に行った次の日には、なかなか出なかったです。
断食前は必ず1日2回は出ていたのですが、断食中は1日1回がやっとでした。
これは、お腹に入れる物がジュース類だけで、あとはレモンや梅干しのクエン酸だけだからなのかな、と考えます。
吐く息が臭いかどうかは、本人なのでわからなかったです。
目やになどもあまり気になりませんでした。
今回、断食期間は8泊9日。自分でも驚くほど、空腹感はなかったですね。
10:00の具なし味噌汁に、15:00のショウガ湯。
うまいタイミングで、お腹を黙らせたのが良かったのでしょう。
約1週間で、体重は1㎏減です。
驚くほどのものではないでしょう。「こんなものだろう」という感想です。
老いの実感
食事の時間以外は、1日自由行動です。
5年前だったでしょうか。前回来たときは、毎日1万歩から1万5000歩は歩いていました。
しかし、今回は2500歩から7000歩止まり。
天候の悪かったせいもありますが、はっきり言ってしまうと、老化です。
当地は別荘地帯で、大室山を目の前にして、とにかく坂道が多いのです。
断食道場のある所からはるか下に一碧湖という湖がありますが、この湖まで行って周りを1周して帰れば、約1万5000歩。2時間はかかる道のりですが、前回は1日置きに一碧湖まで行っていました。
悲しいかな、老いを重ねることによって、気力がなえてしまっているのです。
普段からよく歩くようにはしていましたが、修行が足りませんね。
じーっと死を待つよりも、ここらで社会に対し、何か恩返しをしなければならない。
その想いを新たにしました。