<小1>1月 漢検9級を受検してみた
昨日、漢検9級を受けてきました。
結果は、<団体公開会場受検の場合>検定日の約40日後に発送いたします。と漢検のwebページあるので、また3月に書こうと思います。今回は、9級を受けるまでを振り返ってみます。
漢検9級学習期間 2ヶ月(2023/11月〜2024/1月)
基本的に、私は、息子が気が向かないのに「検定」の勉強をさせることはしたくない派(学習並走する私にも負担がかかるのは避けたい!笑)だ。
息子の漢字リテラシーは、割と高め。
夏頃、ダンススクールでご褒美にもらった図書カードで、「何か本を買おう!」と本屋にいった際に小学漢字に強くなる字典を勝手に選んできたのがきっかけで、自分や家族、先生、お友達の名前など身の回りの漢字を調べては、画数、書き順、漢字の成り立ち、部首などをノートに書いてほくそ笑んでいた。※「小学漢字に強くなる字典」1,980円税込 が2000円の図書カードで買えたから。ほかは2000円オーバーで諦めたんだそう。<小1>SAPIXのある日の1日〜前編〜 にも書いたが、SAPIXに早入り&自習が至福の時間で、漢検のドリルをはじめる前は、漢字辞典を眺めていた。(正直に言うとキモい〜〜。 とここでも書いておく。笑)
そこに、11月。学校PTAから漢検の案内があり、息子に「漢字だけのテスト受けたい?」と聞いたところ(もちろん即答で)「受けたい!」となり、受検申込をした。
9級からのスタート
9級からのスタートにした理由は以下の3点。
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・漢字字典が愛読書とはいえ、きちんと覚えているかは定かでない
・とにかく、息子は、字が汚い!
・先取りやキャパ以上の詰め込みには、父母共に興味なし
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1年生の漢字は、11月の時点ですでに半分は習っていたので、黙っていても10級の範囲は3月までに身に付く。では、9級をという考えだ。
〜参考:漢検レベル・対象漢字数〜
10級 小学校1年生修了程度(80字)
9級 小学校2年生修了程度(240字)
8級 小学校3年生修了程度(440字)
7級 小学校4年生修了程度(642字)
漢検ドリルを「愛でる」
使用したドリルは、こちら。
「漢検 漢字学習ステップ」B5ワイド版
https://www.kanken.or.jp/kanken/textbook/step.html
このドリルについていた、別冊「漢字練習ノート」を軸に学習していた。漢字練習ノートは、その名の通り漢字を練習するために1つの漢字ごとに5字ずつ練習でき、書き順が記されている。
息子は、この別冊ノートがメインなのではないか?というほど愛用。1ページに5種の漢字が並んでいるのだが、1ページを1時間くらいかけて進める。信じ難いスピードだが、30ページ分を終えれば、9級の漢字は終わるので、11月から1月の期間でも十分終わる。何より、息子にとっての至福の時間の様子ため、何も口出しはしないことにした。前述のとおり、めちゃくちゃ字が汚い!が、1ページを愛でている様子がわかる1枚を↓↓
何をしているのか観察してみると、
・自分が知っている言葉でその漢字がどう使われているかを書いたり
・部首違いの漢字を字典で探して書いたり
・間違えやすい漢字を勝手に想像して書いたり
とマインドマップかな…と思える痕跡。白地図的使い方をしている様子。
5文字で1ステップになっているので、5文字/1ページ分をひとしきり楽しみ、ようやく本誌に戻り問題を解く。解きながら1問1問字典で確認して間違いないか確認。※解答冊子は本棚に封印され、丸付けは一切しなかった。
この様子は「愛でる」以外の何ものでもなかった。笑
9級ドリル完了 →模擬テスト5回分 →1/20本番
恐ろしくゆっくり時間をかけて愛でた9級ドリルが終わったのは、2023年末。ここに至るまで、父母が関わったのは息子に質問された時だけ。その質問の多くは、「この漢字と似た漢字他にある?」だった。(いやいや、9級関係ない漢字ばかりじゃない…)と内心思ったが、知識欲に応えるべく幅広く漢字紹介を繰り返した。
9級ドリルを別冊も最後の最後のページまで満喫し終えた息子は、当然のように8級の「漢検 漢字学習ステップ」B5ワイド版 が欲しくなる。次のドリルを買いに本屋にいった際、本当に9級の漢字を使いこなせるのかを試すべく、9級 過去問題集を購入(過去問5回分入り)。5回分余すことなく受検日までに解いた。
過去問は、130点くらいが合格の目安とのこと。1回目138点、2-3回を140点台、4-5回は150点満点。相変わらず、どれもこれも字は汚い!
まとめ
完全に息子の自由に学習させた「漢検9級」。やらない日もあったが(やるのを忘れた〜!と悔しそうに…)、自主的にドリルと字典を持ち出しては、漢字を愛でた2ヶ月間だった。
最初の頃は、夫も私も「え!?まだ2文字!?寄り道多すぎ!」と目を疑、口出したいのを堪えるのが大変だった。何ひとつ否定せず、無理強せず、やり方を誉めてみることに努めた結果(合格しているかは不明だが)、9級の漢字は身についたと言える。
2023年11月〜2024年1月の2ヶ月間には、
・SAPIX、四谷大塚/東進こども英語塾 通常授業
・11/3 全国統一小学生テスト
・12/3 四谷大塚リトルオープンテスト
・12/23 ワセアカチャレンジテスト
・1/8 SAPIX組分けテスト
・四谷大塚 冬期講習
・ワセアカ 冬期講習
といった、塾イベントや宿題なども多かった。他の課題や宿題もいつも通りに学習し、「漢字は別腹」状態で没頭したようだ。
息子の学習備忘録としても異質…、読んでいただいた方の参考になるとも思えず…、途中で書くのをやめようかと思った今回でした。通常、検定試験というものを受検する場合、試験日を目標にブーストをかけて学習するのだろうと思います(少なくとも私が小中学生の頃はそうでした)。息子は、本日も8級のドリルの「別冊」を本日も愛でています。今回の結果は、3月に出ましたら、追記予定です。次回は個人受検の申込を忘れなければ、6月に受ける予定です。
今回の教訓として1つだけ言えるのは、学習の仕方は「こどもの自由にさせてみるのもあり!」という点です。引き続き、いろんな角度でつらつら書いてみるので、読んでいただけたら励みになります。