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\職場で使える心理テクニック17「プライミング効果」/#196

プライミング効果は、会議を活発にし、有意義な意見が出やすくなる心理効果です。また、お互いを尊重し合えるようになるので、かなり実用的です。簡単な話なので、ぜひチェックしてみてください。


① 下準備をする

プライミングとは、簡単に言うと「下準備をする」という意味です。事前にある言葉や考え方を伝えておくことで、その後の行動や発言に自然と影響を与えることができます。

例えば、外出前に「今日は寒いから凍えそうだよ」と聞いた後、入り口で「飲み物はホットかアイス、どちらにする?」と聞かれたら、きっとホットを選びますよね。これがプライミング効果です。

何かを決断する時は、持っている情報を元に判断します。だからこそ、相手にどんな情報を伝えるか、事前にしっかり準備しておくことが大切です。

職場の会議をプライミング効果で活性化する方法を3つご紹介しますね。

② A:メリットとリスクを両方話す

会議の最初に「メリットだけでなく、リスクもできるだけ挙げてみましょう」と伝えてみてください。

会議では、声が大きい人や立場が強い人の意見に引っ張られることがあります。そのため、勢いだけで決まってしまいがちです。下の人たちは本当にそれで大丈夫かと不安に感じても、言い出しにくいことが多いです。

そこで「メリットと同時にデメリットも考えましょう」と伝えましょう。
「司会者が言っていたから自分も言えるんだ」と思って発言しやすくなります。

③ B:相手を褒めてから意見を言う

「今の中島さんの意見、とても新鮮で素晴らしかったです。その上で、私もこう考えます。」といったように、前の人の意見を褒めてから自分の意見を述べるルールを作りましょう。

こうすることで、誰もが自分の意見が尊重されていると感じられます。会議全体が活性化して、皆がやる気になりますね。

④ C:ターゲットを意識させる

例えば「今日は商品企画の会議です。今回は40代から50代の女性がターゲットなので、その方々を意識して具体的な意見をお願いします」と事前に伝えておきましょう。

これで、話があちこちに逸れにくくなります。
・40代から50代の女性に喜んでもらえるか?
・その層に商品が売れそうか?
・彼女たちにフィットしているか?

このように具体的にすることで、効果的な意見が出やすくなります。

⑤ まとめ

会議では、目的が見失われがちです。そこで「今回の会議の目的は〇〇です」とゴールを設定しましょう。そのゴールに向かえるように、みんなの頭の中に共通の準備をしておくことが大切です。

・リスクも必ず言う
・相手の良いところを褒めてから意見を言う
・ターゲットを意識して話す

この下準備をしておくだけで、会議の目的が明確になり、参加者が気軽に意見を言いやすくなります。その結果、社内での意見交換がより活発になり、コミュニケーションの質も向上しますよ。

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