\40代からでも「話し方」でキャリアが輝く/#151
今日はみなさんにどうしても伝えたいことがあって、この放送を決めました。
彼女の頑張りが少しでもみなさんのプラスになればいいなと思っています。
①話し方講座の専任講師試験
つい先ほど、話し方講座の講師試験が終わりました。
試験が夜9時から1時間。その後フィードバックに2時間かけたので、もう12時を超えています。
私の話し方講座には初級、中級、上級があります。上級まで取っていただくと、うちのブランディングトークサロンの認定講師資格は取れるんです。
この資格を取ると他で話し方を教えてもOKなのですが、私の講座で先生をしていただくには、さらに高いハードルがあります。
というのは、私自身がアナウンサー出身であり、講座の先生をしてくださっている方は全員、元NHKのキャスターさんです。そこに異業種から新しく先生として入っていただくのは、私としても挑戦だからです。
専任講師になっていただくには、5つの部門でそれぞれ10のチェック項目があり、その全てにおいて8割以上の正解率を求めています。
見た目、表情、動き、とっさの一言、社会性、心理学など、あらゆることを見ます。
話し方に悩んで来てくださる生徒さんに指導するため、簡単にOKを出せません。私の持っている力をすべて伝えるつもりで、ご指導しています。
②能力とは、意欲があって続けること
才能や能力を初めから持っている人、いらっしゃいますよね。でも私が思うプロフェッショナルは違います。持って生まれた才能がある人ではなく、やりたいという意欲を持って、それを続けられる人だと考えています。
『プロとはやめなかったアマチュアのことである』
この言葉が好きです。
心が折れそうになっても、へこたれずに進んでいくことができる人なら、誰でも話し方の講師になれると私は信じています。
先ほども言ったように、チェックリストは本当に厳しい。
もちろん資料は私が用意します。でもそれが本当の意味で理解できていないと、生徒さんたちには絶対に伝わりません。
だから私は、先生には「どんな質問が来ても的確に答えられるように、パッと分かりやすく返事ができるようになってください。」と伝えています。
厳しいと思われたでしょうか?
私は厳しくしますよ。なぜなら、彼女はそれができる方だから。あと少しで壁を登りきれる。って見えているんです。だから私も2時間本気でフィードバックしました。
もちろん専任講師として私の講座で教えていただくことが目的です。
でもこのスキルが身についたら、そこから人生がイージーモードになるんです。そして以前ならありえなかった人に出会ったり、体験をしたりと景色が変わります。その景色を見て欲しくて、私は全力で教えているのです。
今挑戦してくださっている彼女は40代。40代からでも話し方でキャリアの輝きが変わります。
先生にも生徒さんにも講座全体に広がって、みんなが高め合っていけるような講座にしたい。だから私と同じ思いを持ち、私にはない素晴らしい魅力を持って指導してくださる先生をたくさん育てたいんです。その挑戦です。
今日のことは話し方に限らないと感じました。
40代でも新しいことにチャレンジして、意欲があって続ければ、やめないアマチュアはプロになる。
年齢や環境、みなさんそれぞれ事情があると思うけれど、あきらめないで欲しいと思います。
今日は生徒さんに本当に厳しいことを言いました。でも頑張ってくらいついてくださったことが心から嬉しくて今日の放送をシェアします。
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