\職場で使える話し方の心理テクニック13 カリギュラ効果/#192
今回はカリギュラ効果についてお話しします。皆さん、こんな悩みを抱えていませんか?「断るのが苦手」というもの。特に日本人に多い悩みですよね。
例えば、友達や同僚から飲みやランチに誘われたとき、断りにくくて無理して参加してしまった。でも、結局楽しめなかった経験がある方って多いんです。
① 過去の経験
私自身も、断るのが悪いかなと、相手の顔色を伺ってしまうことがありました。実は、こんなことがあったんです。体調が悪いのに、せっかく誘ってくれたから。。。無理して友達のランチ会に参加したら、その場で本格的に気分が悪くなってしまいました。結局、友達が車で家まで送ってくれて、「無理しなくてよかったのに」と言われたんです。その言葉を聞いて、本当にそうだなと思いました。
自分の体調や気分次第で断ることが、社会人としてダメなのではないか、やる気がないと思われるのではないか。私達はこんな風に感じてしまいがちです。しかし、無理をしても意味がありません。
② カリギュラ効果とは
カリギュラ効果は簡単に言うと、「禁止されると逆に気になる」という心理学的な効果のことです。
「これは絶対見ないでください」と言われると気になってしまうこと、ありますよね。立ち入り禁止の場所や秘密の会合に特別感を感じて、つい覗いてみたくなる。
それがカリギュラ効果です。
この心理をうまく断るときに活用しましょう。
③常に参加する人 vs 時々参加する人
例えば、いつ誘っても来てくれる人と、時々しか来られないけど、その場を盛り上げる人。
どちらの価値が高いと感じますか?やっぱり、時々しか来られないけど、来た時に素敵な話題やエピソードを提供してくれる人の方が、価値が高いと感じますよね。
断ることは、自分の価値を高めることにも繋がるのです。
無理に参加しても、かえって迷惑をかけることもあります。戦略的に断ることが、重要なのです。
いつでも参加できる人は、軽く見られてしまうことがあります。だからこそ、断れる人は自分の意思やペースを持っていると評価され、相手からも尊重されるようになるのです。
④断り方の例
A:同僚からのお誘い
「今日、飲みに行かない?」
「ごめん、今日は予定があるから行けないんだ。でも、また誘ってくれたら嬉しい!」
B:友達からのお誘い
「週末にショッピングに行かない?」
「楽しそうなんだけど、今週は疲れていてゆっくりしたいの。次の週末はどうかな?」
C:家族からのお願い
「明日、掃除を手伝ってくれない?」
「明日は仕事が残っていて無理だけど、別の日なら手伝えるよ」
一度断っても誠意を見せつつ、別の提案をしましょう。交渉術の基本でもあり、相手との関係を円滑に保つことができます。
断ることを恐れず、戦略的に使いこなしましょう。人間関係が一気に楽になります。
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