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鬼堂廻
2022年7月31日 11:13
こんな夢を見た。僕は顔が酷く爛れた、醜い男である。顔が爛れてしまった理由は思い出せない。長らく、この姿のままどうにか生きてきた。目が醒めたら、顔が爛れていたところから、僕の記憶は始まる。鏡を見て絶望した。この見た目で人に会えやしないと思い、ずっと家に引きこもって生活している。唯一の娯楽は、時々家へやってくる友人だけだった。彼の記憶は残っていない。突然家に来て、古くからの友人だと彼は自称し
2021年9月23日 14:10
朝方にかけて微睡んだ隙に見た夢昨日の夜伏見稲荷に行くか迷って雨が降ってきたから「今日は休みな」ってことかなって解釈して行かなかった。それもあってか夢の中で伏見稲荷にいて、目の前に白い着物を着た少年が現れて「一緒に上まで登りましょう」と言われる。着物の隙間からチラッと白い狐の尻尾が見えて、「あなた人間じゃ無いでしょ」というと困った様に笑って肩をすくめる。「あなたの本当の姿を見せないとついていけ
2020年6月25日 10:27
こんな夢を見た。目が醒めると、座敷の中だった。座敷牢に近いような、木でできている檻に囲まれた部屋の中にいた。お手伝いの女の人が来て、「今日も一日よろしくお願いいたします。」といって、私に手を合わせてから去って行った。この部屋から出てはいけないと言われていたのを思い出したけれど、ずっとこんな場所にいるのは嫌だったので檻の隙間から抜け出した。こっそりと抜け出せる場所があるとは、誰も知らな