小学生の頃の「読書の時間」は非日常だったという話
小学生の時、朝の会の後に10分程度の「読書の時間」というものがあった。
おぼろげな記憶では、8時から朝の会があり、8時20分から読書の時間が始まっていたと思う。
放送委員が「読書の時間になりました。好きな本を読みましょう」と放送を流し、教室内の先生も促し、皆、一斉に本を開くのだ。
僕はこの時間が一等、好きだった。すべての学校生活の中で一番好きだったかもしれない。
もうずいぶん昔のことだというのに、あのころの「早く朝の会終わらないかな、読書の時間にならないかな」というワクワク