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自立する体づくりで感動を伝播!「お尻コリほぐし」秋山 りかさん

トリートメントとセルフケアで構成されている「お尻コリほぐし」という独自のメソッドを精力的に広める活動をされている秋山 りかさんにお話を伺いました。

秋山りかさんのプロフィール
出身地:愛知県名古屋市
活動地域:港区赤坂
経歴:一部上場大手セキュリティ会社の中間管理職。同時期、13年間に及ぶ婦人疾患が悪化して子宮卵巣全敵手術を受け、人生感が変わり退職。施術者の道に進む。
現在の職業及び活動:港区赤坂「お尻コリほぐし専門サロンGoodHand」オーナー。日本エステティック協会 認定エステティシャン 整体療術師 気功術を取得。オリジナル施術の開発に取り組み『お尻コリほぐし』トリートメントとセルフケアを開発。2017年『お尻コリほぐしプログラム®』登録商標取得。サロンでは毎月、お尻コリほぐしプログラム®体験会をおこない、約10年間で、約5,000人の施術を行う。毎月お尻コリほぐしセルフチューニング講座も開催


健康になると美しくなる

Q:現在の活動の中で、何か目指している夢やビジョンはありますか?

秋山 りかさん(以下、秋山 敬称略):「お尻コリほぐし」は、女性のために作りました。
 女性ホルモンが減少してくる40代から50代が、一番バランスが悪くなってくるんです。体にもすごくコリや不調が出てきますし、気持ちもアンバランスになります。若い時って、勢いで何でもできるけど、そうはいかなくなりますよね。セルフケアでは自分自身で健康を維持できて尚且つ美しくなれます。

 更に人に教えることもできるようになれば40代、50代の方にも新しく始められるお仕事として活躍していただけます。皆に「ありがとう」と言われるような仕事でもあります。自分の体を自分でケアできるし、本当の意味で自立できる体づくりを目指しています。そうすると、医療費もかからない日本を目指していけるのです。「健康になる」と「美しくなる」その輪をどんどん広げていきたいですね。

記者:私もまさに同世代なので、とても共感してます。


チームでやっていくこと


Q:夢を叶えるためにどのような目標計画を立てていますか?

秋山:今(養成講座が)0期なので、来年はチームを組んでしっかりとした体制にしたいです。今、1人でビジネスをやっているんですけど、それをバージョンアップして専門家チームを作って、ちゃんと1期という形でしっかり立ち上げていきたいですし、あと、受け皿になる方のサロンも、もっともっと活性化させていきたいな、と思っています。
 まあ、今からチーム作りは準備しているんですけど、しっかりそこを確立させて活動していくということですね。

記者:チームで、ということですね。

秋山:はい、今まで全部1人でやってきたのですが、やっぱり限界があって、自己満足になりがちなんです。だからそこは卒業して、それぞれの専門家、例えば広告を扱っている方だとか、集客にしてもその他いろいろみんな専門があるわけですよね。そういうそれぞれの分野の専門家達と組んでいこうと思っています。そういう対等に話せる人たちといれば、客観的な意見もいただけると思います。

記者:それは主に会社のような形にされようと思っているんですか? 

秋山:会社っていうと、従業員を雇う感じじゃないですか。そうではなくて、その人は違うところでもやっていてもいいんですよ。これからの働き方ってそうだと思うんですよね。

記者:色々変わってきているようですね

秋山:そうですね。だから、社員になるとかそういうことではなく、それぞれの専門家が組んで、そこに対して役割を果たしていくという感じです。

記者:チームを組んで、一緒に役割を果たしていく人がいっぱい居て...という感じですか?

秋山:そうそう。その方がまた違うところの人と組んでやることだってできるわけじゃないですか。社員さんを雇ってどうとかじゃなくて、専門家たちが集まって形を作ってやっていけば、お互いにいいですよね。

記者:すごいですね!なんか、どんどん広がっていくイメージがします!


40代での再出発
長く辛い婦人疾患の経験、お客様が気付かせてくれた「お尻の痛み」が開発のきっかけ


Q:今の夢を持ったきっかけは何ですか?

秋山:元々、私自身が婦人疾患で13年間、ず~っと悩んでいたんです。子宮内膜症、不妊治療、更年期障害・・・。子宮内膜症は20代で発症して、41歳の時に子宮と卵巣を二つ摘出しました。子宮と卵巣を摘出したことで激しい痛みからは開放されましたが、そこからは長く更年期障害で苦しみました。

 44歳まで大手警備会社でサラリーマンをやっていたんです。でも「このままじゃ体が死んじゃう!」って思って退職しました。それで、何しようっていう時に「体に携わることをやりたいな」と思いました。私自身がマッサージをやってもらうことが好きで、色々なところに足を運んでいたんです。「今まではやってもらっていたから今度はやる側になろう」と思ってエステシャンの資格を取得し、48歳で自宅サロンをスタートしました。
 48歳で求人なんて無いですからね。

記者:なるほど。48歳で求人がなかったという実体験が資格制度を作るきっかけに繋がるんですね。

秋山:そうです。そしてトリートメントをしていく中でまたひとつ悩みができたんです。人ってリバウンドするんです。せっかく体が整ってきたのにリバウンドする。リバウンドするのは精神的に何かあった時なんです。更に、トリートメントをしている時、98%の方がお尻を押した時に痛いって仰るんですね。それで、「あ、セルフケアだ。私がするトリートメントを自宅でできるように、大事なところだけ抽出すればいい。」と気づいて、自分の体を使って毎日実験して、ようやく出来上がったセルフケアのメソッドを提供できるようになりました。そうすれば、自宅で毎日できますよね。

 人の体って小宇宙なんです。例えば肝臓の機能を機械化しようとしたら、東京ドームと同じくらいの広さが必要なほど工程が複雑だと言われています。体は痛みを通していろいろとお知らせをしてくるのです。だから毎日ケアすることで微細な違いが分かってくる。日々、体は変わるんですよね。
 それも全て、お客様が教えてくれました。体がカチカチだと、全てが滞ってしまいます。体を緩ませることで、氣・エネルギーの通りが良くなります。体がカチカチになるのは自律神経のバランスが崩れるからです。ですから自律神経のバランスを整えるセルフケアができるようになれば、リバウンドは起こさなくなります。

記者:秋山さんは、コンテンツに繋げるアンテナと追求心が高いですね。

秋山:そうですか?私、すぐに「何で?」って聞いちゃうんです。以前の職場では「何でおばさん」と呼ばれていました(笑)。単純に好奇心なのかな。


やめることはいつでもできるから、続けてみたら


Q:これまでで一番嬉しかったこと、一番大変だったことは何ですか?

秋山:嬉しいのはやっぱり、悩みが解消してよかったと言われることですね。一番辛かったのは、お尻コリほぐし以前におこなっていた、微量放射線を使用したラドン療法のエステが3.11の後に、風評被害で4月までのお客様が全てキャンセルになったり、共同出資してやる予定になっていたことが無しになったりと・・・もうやめようかなって思ったんですよ。
 でもその時に「やめるのはいつでもできるから、続けてみたら」って応援してくださる方がいらっしゃって元気を取り戻すことができ、今までやっていたことの集大成を作ろう!と。
 ここから秋山式美容整体→お尻コリほぐしへと進化していったんです。
 応援していただいた言葉が無ければ今の私は無いですから、感謝しています。人の言葉って大切ですよね。


Q:最後に読者へのメッセージをお願いします。

秋山:体と感情は繋がっています。体と戯れて、触ってあげてください。それは自分を大切にすることに繋がります。

記者:秋山さん、今日は貴重なお話をありがとうございました。

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【編集後記】
今回インタビューをした戸來、村田です。
「お尻コリほぐし」というメソッド開発秘話を聞かせて頂いたことを通して、秋山さんご自身の、女性を応援したい熱い思いをものすごく感じました。ご自身の体を使って地道に研究開発される姿に頭が下がります。
私たちも今後の展開を楽しみにしています!

この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代をつくる人達”にも掲載されています。

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