病名よりも大事なこと

「双極症ではなく、うつ病です。」
今日の精神科の診察日、主治医から言われた

私は、双極症の薬をずっと飲んでいる
体調の波も激しい
躁になったり、鬱になったりしている

本に載っていた双極症にそっくりだったから、今日の診察で、主治医に思い切って聞いた

「私の病気って、双極症では？」

いつも病気の話はあまりしない主治医が、
はっきりと言った
「花さんは、うつ病です。」

「どうして？躁になったり、鬱になったりするけど、うつ病なの？」

「繰り返されるうつ病だよ。鬱のときに、過食嘔吐になりやすくて、その過食嘔吐も鬱を引き起こしやすいから、安定するのが難しい。」
と言われた

そうなんだ、
双極症じゃないんだ

私は、うつ病なんだ、

「でもね、一番大事なことは、花さんが苦しくないように生きられるかだよ。病名より、ずっと大事。」

主治医にも、薬剤師さんにも、言われた



「苦しくないように、お薬を調整して、必要なら、双極症のお薬も使うし、うつ病のお薬も使う。病名は、そんなに大事じゃないんだよ。生きやすくなることが大事だからね。」

病名ばかり、気になっていたけど、
そうだよね、生きやすくなること、
そのために、できることをしていきたい

病院の帰り、見た紅葉が綺麗だった

心地よいこと、
楽しいこと、
見つけて、生きやすくなりたい