ーLettre d'amour (恋文)ー
地元にのこしてきた小さな宝箱
そこには密かな恋心が閉まってある
桜のはなびらのようにひらひらとした時間だった
あの人の生存確認はLINEの更新マークだけ
あのみどりの点を見かけるたびに
こころを踊らせていたわたし
ちゃっかりLINEミュージックの曲を聞いちゃったり
なんにもないのに連絡なんてできない
この淋しさを新しい人との出会いで
掻き消していく
だけどまた思い出の曲にひたってしまう
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?