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実は話が分かりにくいと思われてませんか?
皆さんこんにちは!じぇいです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
今回はとある本からすごくタメになる学びが得られたので、その情熱のままに記事を書いていきます。
本来なら3回読みをした後にnoteに書き下ろすのですが、今回は1回読んだところでの記事です。
ちなみに3回読みの参考にした書籍はこちら!
・仕事で成果を出したい
・ぼんやりと悩むことが多い
・話を理解してもらえないことが多い
そんな方にとって有益なものとなっているはずです。
学びとなった今回の書籍はこちら!
では早速いきましょう!
話が分かりにくい原因
話が分かりにくい原因の1つとして、本書の中で話の粒度が揃っていないと言われています。
話の粒度とは別の言葉で言えば、
・規模
・具体度
・抽象度
・レイヤー
などです。
これだけだと分かりにくいので具体例を出しましょう。
例えば遠足を企画する会議の場面を想定します。
その時に4つの項目を大項目として考えます。
それを
・集合
・移動
・食事
・解散
としましょう。
大項目の下に、中項目として
・場所
・所要時間
・時間などが考えられるでしょう。
このように要素分解をしておくことで話の粒度が揃い、会議がスムーズに進みやすくなります。
ですが、往々にしてこんなにうまくはいかないものです。
例えば4つの大項目を洗い出しているときに食事という大項目が出たときに、
「おやつは何円までにしますか?」
という、もはや小項目とも言える内容の質問が出てきたりします。
そんなことが起こると話が分かりにくくなるんですね。
話の粒度が揃っていない、とはこういうことです。
これは会議を例にしましたが1人が話をする場合も同じです。
「明日の遠足について連絡です。集合場所は9時で、おやつは300円まで、バス代の500円も忘れないように・・・」
こんな感じの連絡だと、情報がグチャグチャになって分かりづらいですよね。
これも話の粒度が揃っていないという状態です。
ボックス思考で考えよう
さて、そんな話の粒度がバラバラな分かりにくい話を防ぐためにどうするべきか?
そこで本書のボックス思考が役立ちます。
ボックス思考とは、その名の通り箱をイメージして考える方法です。
基本的なボックス思考は3STEPです。
1 ボックスを横に並べる
2 ボックスの中にボックスを並べる
3 ボックスを線で繋げる
それでは、先ほどの遠足を例に詳しくボックス思考を説明していきます。
1 ボックスを横に並べる
まずは大項目としての4つの要素「場所」「移動」「食事」「解散」をまずは大きな箱で用意します。
2 ボックスの中にボックスを並べる
次にその中の要素を考えていきましょう。
「集合」には「時間」「場所」「荷物」が挙げられます。
これを他の3つの要素でも行うとこのようになりました。
3 ボックスを線で繋げる
最後にそれぞれのボックスを線で繋いでいきます。
「集合」の「時間」が9:00
「解散」の「時間」が17:00
と設定されたならその2つを繋ぎます。
そこで実質稼働時間などを割り出したりすることで、より思考が視覚化されます。
その他にも色々と書いておりますが、これはあくまで一例です。
本書の例の方がもっと分かりやすいかもしれないので、ぜひお手に取っていただけると幸いです。
今すぐできるアクション
とはいえ、ボックス思考をいきなり頭の中で組み立ていくことは結構難しいですよね・・・。
結局話をわかりやすくするために、僕たちが今すぐできることは何なのでしょうか?
それは、話し始めに伝えたいことを一言で述べることです。
具体的には
・「お伝えしたいことは◯◯です」
・「今回は3つのことについてお伝えします。その3つとは『◯◯』『△△』『□□』です」
という感じですね。
これはとても取り組みやすく、かつ手軽にボックス思考を取り入れることができる魔法のフレーズです。
ただし、このフレーズを使うためには当然ながら最低限の準備が必要となります。
準備というのは、最低でも伝えたいことの要点をまとめておくことです。
確かにそれは大変なことに違いありませんが、話をする人の義務であり払う価値のあるコストだと僕は思います。
話をして相手にその内容がきちんと伝わらなければ話をする意味はありません。
であれば、話をする人はきちんと内容を伝える工夫をしないといけない。
そのために効果的、かつ簡単に使えるのが最初に伝えたいことをざっくり述べることです。
これから人に話をする際には、まず初めに「◯◯についてお話しします。・・・」と言うようにしてみましょう。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
ボックス思考という概念について説明していきました。
結局、情報がグチャグチャになると僕たちは話を理解しづらくなってしまいます。
そうしないための1つの方法がボックス思考であり、無意識にこれができている人もいます。
身の回りにいる話の分かりやすい人は、おそらくこのような考え方ができていることでしょう。そういった人をマネするというのも立派な成長方法です。
少しずつ「できない」を「できる」に変えていきましょう!
では今回も振り返りをしていきます!
話が分かりにくい原因
話の粒度が揃っていないから、話が分かりにくくなる。情報を整理すべし。
ボックス思考で考えよう
ボックス思考とは大項目・中項目・小項目に区分けして考える方法。
以下の3STEPを実践することでボックス思考を取り入れる。
1ボックスを横に並べる
2 ボックスの中にボックスを並べる
3 ボックスを線で繋げる
今すぐできるアクション
話し始めに、一言で伝えたいことを述べること。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!