実はラクして痩せられる！？ 〜DITの有効活用〜
皆さんこんにちは！じゅんです！
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます！
みなさん、痩せたい時には1番に何に取り組みますか？
・食事制限
・サウナや入浴
・運動やトレーニング
おそらくさまざまな方法がありますが、どれも少しキツくないですか？
そのキツさのせいで挫折をしてしまいがちです。
でも安心してください。
この記事で紹介するDITというものを有効活用することで、簡単にダイエットすることができるんです！
この記事を読んで、DITを駆使して理想のボディに一歩近づきましょう！
DITとは
DITとはDiet-induced Thermogenesisの頭文字をとったもので、食事誘発性熱産生と言います。
どういうことかというと、食べ物を消化、吸収する際に内臓が活発に活動し熱が生み出されエネルギーを消費することです。
簡単に言えば、食事すること自体によるエネルギー消費です。
おそらく多くの人が食事＝エネルギー摂取と考えていたことと思います。
それはその通りなんですが、実は内臓の活動にエネルギーを消費することも同時になされています。
なぜラクして痩せられるのか？
とはいえ、そうやって普通に食事をとってきて痩せていないのも事実ですよね？
それもそのはずで、実は三大栄養素それぞれによってDITで消費するエネルギーが変わってくるのです。
三大栄養素とはタンパク質、脂質、炭水化物です。
それぞれのDITのエネルギー消費量は、
タンパク質･･･食べたエネルギーの約30％
脂質･･･食べたエネルギーの約4％
炭水化物･･･食べたエネルギーの約6％
と言われています。
これはつまり、タンパク質で100kcalを摂取したら30％の30kcalを消費するということです。
一方で、脂質や炭水化物はそれぞれ4％や6％のみのDITによる消費なので、ダイエットという観点においてはあまり効果的ではありません。
少し前置きが長くなりましたが「なぜラクして痩せられるのか？」という問いに答えるとすればこうです。
タンパク質はDITによる消費エネルギーが多いので、食事を高タンパクにするとそれだけで勝手に多くのエネルギーを消費するから。
極端な話をすると、2000kcalを全てタンパク質で摂取すれば600kcalは勝手に消費してくれるので実質1400kcalの摂取となる、ということです（あり得ませんが･･･笑）。
運動でエネルギーを消費しなくても、食べるだけでエネルギーを消費してくれるのでラクして痩せられるわけです。
そのDITによるエネルギー消費量を増やすためにはタンパク質を多めにした食事にする必要があるということですね。
DITを意識することによるメリット
ちなみにこのDITでのエネルギー消費を意識した食事、つまり高タンパクな食事を心がけると別のメリットがあります。
それが基礎代謝量の上昇です。
たんぱく質は以前の記事で少し述べましたが筋肉の元となります。
筋肉量が増えれば基礎代謝が増えます。
つまり、痩せやすい体質になるということです。
そもそも基礎代謝量とは何もしなくても勝手にエネルギーを消費してくれる量のことです。
そしてこの基礎代謝は1日のエネルギー消費のなんと60％も占めると言われています。
ということは運動をするよりも、筋肉をつけて基礎代謝を増やすことの方が継続的に痩せやすい体質を作ることができるというわけです。
ですので、DITを意識して高タンパクな食事をすることで基礎代謝量を増やすことができ、それが痩せやすい体質作りにつながるということですね。
ただし、注意点もあります。
ここで言う基礎代謝量の上昇とはすなわち、筋肉量の上昇とも言えます。
そのためには筋トレは欠かせませんので、食事内容を変えるだけで基礎代謝量が増えるというわけではありません。
その点だけご注意ください。
今日からできるアクション
ここまでを整理すると
・DITは食事によって消費するエネルギーのこと
・たんぱく質が1番DITによって消費するエネルギーが多い
・高タンパクな食事をすることの副産物として基礎代謝の上昇が見込める
このような感じですね。
最後にみなさんにしていただきたい簡単なアクションをお伝えして締めたいと思います。
そのアクションは、何か一品を高タンパク食品に替えようということです。
これが最も手軽に、かつ食事量を減らさなくてもできることだからです。
例えば、
ご飯をサラダチキンに置き換える。
ポテトサラダをサバ缶に置き換える。
このように何かを高タンパクな食品に置き換えることで、空腹感を感じずにDITによるエネルギー消費を増やすことができます。
もちろん食事のバランスを極端に変えるのはよくないと思いますので、一品だけにしておくのがいいでしょう。
また、糖質は敵対視されがちな今日この頃ですが、トレーニングをするのであればある程度は必要です。
そう言ったことも考えながら色々と置き換えを試してみてください！
まとめ
さて、いかがだったでしょうか？
今回はDITという食事によって自動的にエネルギーが消費されることについての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう！
DITとは
食事誘発性熱産生のことで、つまるところ食事によるエネルギー消費のこと。
なぜラクして痩せらるのか？
高タンパク食ではDITによるエネルギー消費が増え、何もしなくても摂取したエネルギーを内臓が使ってくれるから。
DITを意識することによるメリット
筋トレなどをすることで基礎代謝量を増やすことができる。
今日からできるアクション
何か一品を高タンパク食品に置き換えること。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです！
ではまた！
〜参考文献〜