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【人生】私たちは皆、ほんのちょっと当事者?

テイクアウト流行りで、ちょっと
忘れられてるプラスチックゴミ問題。
フクシマ原発も問題はまだまだ山積み。

遠くながら、自分にも関わる問題は、
いっぱいあるのに、 
自分に当事者意識がないからか、
あまり関心が涌いてこない。
困りますね。

先日、本屋で絶妙なタイトルの
本に出会いました。
『ほんのちょっと当事者』。
タイトルを見て、上手い!と唸って
しまいました。

『ほんのちょっと当事者』は
青山ゆみこさんと言うライターの
シリアスなエッセイ集。
(出版社は、ミシマ社)

障がい者差別や児童虐待、
ローン地獄などを取り上げ、
自分の身に起きるとどうなるか?
著者が想像を膨らませて語るもの。

私が最初に抱いたイメージとは
ちょっと違いました。

私はうつ病だから、
ネットニュースや新聞を見ても、
うつ病や精神疾患、
メンタルヘルス関連には、
つい目が止まる、釘付けになる。
「当事者意識」があるからでしょう。

人種差別や環境問題、
情報操作や賭け麻雀も、
「当事者意識」で見ることが出来たら、
私たちは、もう少し世の中を
住みやすく出来るのではないかしら?

でも、何でもかんでも、
当事者意識を持って自分のことのように
意識し、問題に立ち向かいましょう、
なんて、無茶だし、体がもたない。
何より、そんな、
何でもかんでも当事者意識は、
健康、健全な精神とは言えない。

それなら、気がむく範囲、出来る範囲で、
1月に1つか2つ位、
世の中の問題を、当事者意識で
考えてみるのはどうでしょうかね?

煽り運転防止や、教員不足対策、
政治の透明化対策などを、
妄想を逞しくしてブログに
書いてくだけでも、誰かの目に触れ、
それがまた誰かに伝わり、
何かの役に立ったりしないかな?

デモに参加したり、
ツイッターでハッシュタグデモに
参加しなくても、
日常で何か感じたり書くだけでも
立派な政治的行動ですね。

ちなみに、
教員不足が何かと学校問題の
言い訳になってるけど、
教員経験者や、教員経験者でなくても、
民間から、また失業者から
どんどん教員スタッフを補充したら
いいと私は思っています。

自分の親が教員だったせいか、
教育問題はちょっと当事者意識が
働くのか、目にとまりやすいんです。

「ほんのちょっと当事者意識」。
これがあると、
プラスチックゴミ問題だって他人事で
済ます訳には行かなくなりますね。

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