【書き方】noteを口述筆記で書いたら、良い記事ができるかな?
もしも、noteを口述筆記で書いたら、
どうなるでしょうか?
話し口調で、リズミカルにテンポも
よくなって読みやすくなるかしら?
もしかして、もうすでに口述筆記で
書いてる人がいるかもしれない。
たとえば、養老孟司先生は、
自分の手で書く書籍は、非常に
クセが強くて難解さや、
しつこさが濃くなるけれど、
『バカの壁』シリーズは、
どれも口述筆記で分かりやすい。
養老先生がライターを目の前に
しゃべった話をライターが録音をもとに
テープ起こしして、後から
養老先生が調整・修正して、
分かりやすく&論理的な内容にしてる。
養老先生が自分で書いた時には
クセや難解さ、しつこさがあり、
私はそれはそれとして好きですが、
養老先生の本でベストセラーになるのは、
口述筆記の本ばかりでした。
でも、口述筆記の本が毎回
内容がよくなるとは限りません。
三島由紀夫に『文章読本』という
文章指南の本がありますが、
ひどくヤッツケ仕事になっていて、
まあ、文章読本好きの間では
とても悪評が高いんです。
これ、三島の本?と呆れてしまいます。
あれだけは、三島由紀夫のためにも
出版・流通を止めたほうがいい。
ヒドい本の見本です。
興味があったら手にとってみては?
なんて、オススメするのも躊躇います。
書く時に必要な精神の集中や緊張が
こんなに欠落して緩んだ本を、
あの三島由紀夫が書いたりするのか?
ちょっとびっくりします。
でも、それは本格的な本を口述筆記で
作ろうとしたのがいけなかった。
noteやブログではポップさが必要だし、
テンポやリズムも大事だから
口述筆記がとても合うかもしれない。
今度やってみようかなあ(笑)。
自分で黙って書く文章と、
口述筆記で書く文章はとにかく、
全然性格が違ったものになることは
間違いない。
どっちにするかは、内容に合わせて
使い分ければいいかもしれない。