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【その本、あの書店にある】近所の書店の在庫情報を掴む実験がスタート

※正しい利用方法、本の探し方は、
次の記事で詳細いたします。
2部に亘り、ご面倒おかけします。

最近、町中華にいると、
ある事実に気がついた。
お店にやってくるお客は
席につくやいなや、
注文をしている人が多い。
もう店に向かう道すがら、
何を食べようか、 
決めているのだろう。
お客さんの気合いが感じられる。

本屋さんで、
これができるかというと、
ちょっと不安な面がある。

本屋さんは、アマゾンとちがって
在庫がない場合が多々?あるから。

本屋さんにいると、
誰かが、店員さんに本のタイトルを
伝えてる場面によく出会う。
希望の本を探してる時ですね。

そんな時、かなりの確率で、
在庫がお店にないことが多い。
すると、お客さんのテンションが
スーッと下がっていくのが
よく分かりますよね。
サーモグラフィーを見てるみたいに。

こんな残念な場面は、
あまり見かけたくはない。 
このお客さんはきっと
「では、大丈夫です」と言って
結局アマゾンで買うだろうなあ、
と想像しちゃうから。

在庫がない場合、
「では取り寄せなら
何日に手に入りますか?」
となった時に、
お正月や普段の土曜日曜は
書店流通がストップするので、
一週間先になることもある、
と言われたお客さんは、
やはり
「では、大丈夫です」と言って
アマゾンで買うだろうなあ、
と想像してしまう。

やはり、書店流通は、
日にちがかかり過ぎている。

こうした売り逃しがチリツモとなって、
地域書店は地元のお客さんの信頼を
失ってきたんですよね。

でも、それを打破する実験が
始められたらしい。
(それもまだ遅過ぎるには
違いないのですが、、、)

それが、
「その本、近くの書店に在庫あり」
システムです。

今この実験に参加している書店は、
ブックファースト、
くまざわ書店、
大垣書店、
今井書店の
4チェーン書店と
一部の地域書店だそうです。
 
「書店在庫情報」プロジェクトが
6月21日から
一般公開されています。
実験として。

こんな取り組みが
三省堂やジュンク堂丸善や
紀伊國屋書店、
それから地域の書店にも
広がっていったなら、
本屋さんの在庫情報が日本中、
津々浦々で活用できるようになる。

書店へ行くのに、
きっと、ハードルは低くなる。

そうなれば、
アマゾンとリアル書店が
いよいよ一騎打ちになる時代が
やってくるかもしれない。

いや、もっと先まわって、
アマゾンとも連携する道すら
見つけられるかもしれない。

アマゾンの在庫を
地元のリアル書店で入手することも
可能になるかもしれない。

いや、巨大ネット書店アマゾンに
甘い憶測はできないかな(汗)。

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