【あらすじ】本のあらすじ記事は、作者の肉声やボイスまで再現してほしい。
いよいよ、書籍に関するSNSは、
このnoteも含めて
あらすじを伝えることがメインな
アカウントが増えてるし、
フォロワー数を伸ばしてる…。
個人的には、
あらすじは
文芸でもエッセイでも
ビジネス書でも、
読もうとは思わないし、
可能なら、
「あらすじ記事禁止法」が
出来てもいい位だと思ってます(笑)。
なぜなら、
文章は、
文芸であれ、ビジネス書であれ、
著者の肉声、ボイスを
感じたり考える力を
養うものだと思うから、です。
あらすじで、
その書籍をわかった気になるのは
間違いです。
著者のボイスが伝わってこないから。
まあ、作者の肉声が
そのまま伝わるような
あらすじを書ける天才がいたら
また話はべつなんですが。
そんな天才がいない限り、
あらすじ読みで5分使うなら
私は、本文冒頭なり、
前書きなり、序文を
5分読んで、
作者の迫力がどれくらいなのか
知りたいんです。
この方が、どれくらい
その本がどんな内容のものか
よくわかる気がします。
どれくらい真剣か?
どれくらいユーモアがあるか?
どれくらい繊細か?
どれくらい配慮があるか?
どれくらい論理的か?
その本がどれくらい
美しいのか?
そこがわかりたい。
確かに今は忙しい人も多い。
しかし、あらすじを知って
読んだつもりになったり
その本について知ったつもりに
なるのは、違うと思うんです。
忙しいという理由で
あらすじ記事を頼る段階で
間違っているように思います。
駅前書店に立ち寄り、
その本を見付けて手に取り、
または、電子書籍のためし読みを
利用したりなどして、
5分立ち読みする時間なんて
作ろうと思えば作れるのでは
ないでしょうか?
1000文字のあらすじは、
一行の本文の冒頭にしかず。
合言葉は、
作者の肉声を感じとろう!です。