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【自由】自分の知識や経験なんてぶっ壊せ!と岡本太郎は言う。

人は自分の知識や経験を
捨て去ることができるでしょうか?
私たちは自分が大事だと思って
何年もやってきたことは
尊いことだと思ってますね。
歳を重ねることで、
それは余計、顕著に思うように
なるといいますか。

それを、スキルとか、経験とか、
文化とか、伝統とか、
色々と呼び名は変われども、
大切にしてることには違いない。

そんなことはぶっ壊せと
クリエイティブな意味で
言い続けたのが、
画家・岡本太郎でした。
今でも岡本太郎の啓発本は
根強く出版されています。

今日得た知識は
その日のうちに捨てろ!
今日得た経験は今日捨てろ!

これは凄い言葉ですよね。
とても並の人間には出来ない。
人は自分が得た知識や経験を
大切にこそすれ、
否定したり捨てたりなんて
できないものが普通。
逆に、大事にする、してしまう。

ところで、よく聞くことで
「過去の成功体験に縛られるな」
という言葉がありますね。
これは岡本太郎が言っていた
自分が蓄えた精神的財産から
常に自由にあれ!ということと
似ているような気がします。

それでは、まずは
身近なことでズバッと
自分に斬りこんでみましょうか。
私も毎日noteで色んな話をしてきたけど、
書いてきた1000本以上の
記事の中身なんて、
そんな大したことでもないかあ(笑)
フォロワー500人、越えたし、
僕は凄いなあ、と言ってるようじゃ
だめでしょう。
本質的なレベルが低すぎる。
ただ、自分の達成を飄々と
笑い捨てるくらい自由で
いられるかどうか?

飄々と自分自身から自由で
あることはとても難しいですね。

これは、作家や漫画家で
だんだん売れ始めると
急に守りに入ってしまうのが
その好例でしょうか?
自分が築いた地位や名声を
大事にしたくなる。それは分かる。
分かるけれど、でも、
そのぶんだけ不自由になる。
それはnoterでも同じかもしれませんね。

人はただ生まれ、ただ歩き、
ただ話し、ただ食べ、ただ愛し
ただ読み、ただ書き、ただ泣き、
ただ笑い、そうしていつか死んでいく。
ただそれだけ…ただそんな生き物です、
なんて、軽々と言える人が
どれだけいるでしょう。

私はまだ自信がないなあ。

個性とか、個人主義という
発想が一般的に定着したためか、
自分が一番得意なこと、
誰よりも頑張ってきたことが
就活の面接などで
何かと持て囃されるようですが、
なーに、人間、生きてさえいれば、
そして、そういう視点で
他者を尊重さえしていれば、
あとは何も要らないのだ、と、
それくらいのシンプルな覚悟で
生きていくのが力強くなる秘訣…?


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