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【自意識】自分のことは好きですか?嫌いですか?
皆さんは自分のことは好きですか?
私はまあそれなりに好きです。
自分のことにはやっぱり興味があります。
ただ、ナルシストではないつもりです。
でも、自分のことをnoteで毎日
語っているんですから、
十分ナルシストかもしれません(笑)。
ナルシストとただの自分好きとの
違いは、なんでしょうか?
ナルシストは自分に酔っているから?
自分に酔うのはみっともないなあ。
昔、青春時代は、
誰もがそうであるように、
自分のことが大好きで、
また自分のことが大嫌いでした。
多くの人が経験されたことでしょう。
また、これから体験するでしょう。
それはきっと苦しい時代です。
それにしても、不思議なことに、
自分を嫌いだった側面が
気づいたら弱くなっていき、
自己破壊や自己否定に向かう
パワーが弱くなっていました。
無事に安心して生きたいという
願望が徐々に徐々に、
自己破壊や自己否定を
私の内面から追い出していった
のかもしれません。
私があまりバイタリティが
強くないからかもしれません。
30代あたりまでは、
なかなか自己否定の衝動が強く、
日々不安定でしたが、
もう40代も過ぎると、
不思議なことに、
自己否定に向かうなんて
もったいないと思うようになりました。
人生は時間的な限りがあるし、
心身ともに自分自身のチカラだって
限られているとしたら、
自分で自分をぶち壊していくなんて
もったいないじゃないですか?
私がなんとなく自己否定を
しなくなり始めたのは、
有限な人生においてもったいない!
そんな感情からでした。
つまり、有限性ということかしら。
もったいない。
もったいない。
時には、自己否定の精神が
魅力ある作品につながる場合も
あるにはあります。
太宰治や中原中也や種田山頭火、
石川啄木らは、とんでもない才人です。
でも、自分がとんでもない才人ではない
と気づき、人生に降参したならば(笑)、
やはり、王道な道を道なりに
歩いていく他ないように思うんです。
天才の書いた人生や人間に
自分をダブらせるのは、
若い時の特権ですけれど、
自分が凡人とわかった瞬間からは、
無闇に自分を痛めつけるのは
得策ではない、、、。
そういえば、一時期
「自己肯定感」という流行語が
ありましたが、今では
あまり聞かなくなりました。
自分を無闇に肯定するのも
やっぱり面倒ですよね。
自分のことなんて、どうせ一生
付き合っていく他ないのですから、
まあ、できる限りは
自分は流れにまかせて
放置しておきましょうか。
自己肯定でもなく、自己否定でもなく。