【読書週間】読書が私にくれたこと
今は「読書週間」だそうですね。
読書は、人にたくさんの幸せを
与えてくれますね。
と同時に、たくさんの不幸せを
もたらすこともあります。
たとえば、私は今、
早く読書したさに、
仕事を終えたら、
まっすぐに帰宅します。
おかげで、人と会う機会や時間が
めっきり少なくなったことは
不幸せの一つでしょう。
正直、これは恐ろしいことで、
友人知人より、
読書を選んでいるのです。
本当は実人生の喜びを
選ぶべきなのでしょうに。
そうやって、
読書による不幸せを
私は常に警戒しています。
それでも、今は実人生よりも
読書の快楽を選んでいる。
それはなぜでしょうね?
読書から得られる幸せが
どんなことか考えれてみると
分かることかもしれません。
さて、読書から得る幸せって
いったい何でしょう?
たとえば、誰かの話を、
それもとびきり話の上手い人の
トークを聴く喜びでしょうか。
読書は作者の話を聴く行為ですからね。
また、そうやって、
人の話を聴きながら、
自分ならそんな時はどんなだろう?と
時折り自分のポテンシャルを考えたり、
過去を振り返ったり、
実人生をまとめたりすることができます。
これが実に良い。
なかなか気持ちがいい。
脳からドーパミンが出ます。
そうした作業では、
混乱や刺激も沢山ありますね。
読書といいながら、
作家の話に耳を傾けるだけでなく、
自分の人生を整理する機会が
得られるのです。
これは実に貴重なことです。
読書は、
人に知識をくれます。
それもあります。
でも、文学や人文学の本では
知識はあまり目的ではない。
文学や人文学の本は、
その読書によって
心が多いに刺激され、
自分自身が整理されること…
なのかもしれません。
読書がくれた
幸せと不幸せについて、
少しだけ考えてみました。
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