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【本の話】「木曜日は本曜日」プロジェクトが始まった!

「木曜日は本曜日」。
うん、このキャッチコピーは
本気さを感じますね。

先日、駅前書店で見て、
「へ~」って思ってました。

そしたら、これ、
もっとすごいプロジェクトの
一部だったんですね。

東京都の書店が団結して、
本屋に足を運んでもらうための、
プロジェクトが10月6日から
スタートしてました。

しかも、第一弾は、
女優の上白石萌音が
セレクトした10冊が
このプロジェクトに参加してる
書店の店頭で並んでいる。
6日から12日まで。
知るのが遅かった。
もっと早くに知っときたかったな。
反省。
ちなみに、
上白石萌音は、
芦田愛菜ちゃんと並ぶ、
大の本好きとして有名な人。

余談ですが、私は毎回、
萌音さんと妹の上白石萌歌さんが
ごっちゃになってしまいます、汗。
今回、本屋さんプロジェクトの
「1週間大使」に選ばれたのは、
上白石萌音(もね)さんで、
お姉さんのほう。

ただ、ずっと上白石萌音さんが
大使をやるのかというと、
毎週、イメージキャラクターが
変わっていくんですって。
今回のプロジェクトは
本当に本気なんだなあ。

次の木曜日は、13日ですが、
次回はポッドキャストで活躍する
深井龍之介さん。
彼がオススメの本を10冊選び、
それが、
プロジェクトに参加してる書店で
並べられるんだそうです。

東京都書店商業組合もマジだなあ。

ところで、気になるのは
上白石萌音さんが
どんな本を10冊選んだのだろう?
…ですよね?調べてみました。

伊坂幸太郎
『アイネクライネナハトムジーク』
さくらももこ
『もものかんづめ』
フランソワーズ・サガン
『悲しみよこんにちは』
角田光代
『さがしもの』
原田マハ
『常設展示室』
くどうれいん
『うたうおばけ』
林明子
『こんとあき』
養老孟司
『バカの壁』
黒柳徹子
『チャックより愛をこめて』
フランクル
『夜と霧』。

すごいバランスがとれた10冊だ。
さくらももこのエッセイから
ユダヤ人収容所で
生き地獄を味わった精神科医の
収容所での記録『夜と霧』。
養老孟司さんの新書や
黒柳徹子のエッセイまで。
黒柳徹子って
実はエッセイがうまいんです。
絵本も1冊ありますね。
海外文学の王道である
フランスの作家サガンの
デビュー作も入ってる。
男女比もほぼ半々。

でも、本当は、
選んでいく過程で、
どこどこの出版社の本は
入れてほしいとか、
絵本も入れてほしいとか、
その本はもう今は在庫ないから
リストに入れないで欲しいとか、
いわゆる大人の事情が
上白石萌音さんを
巻き込んだことは想像がつく。

でも、それを超えて余りある
美しい位みごとなバランス。

都内の街の本屋さんに行けば
今週12日まで、上白石さんの
おススメ本が店頭で見られます。

毎週、色んな本好き人間が
どんな本を
10冊選んでくれるのか?

2か月は続くらしい、
このプロジェクト。
ちょっと毎日の楽しみが
増えました。

東京都以外の方には
なんだか申し訳ないですが…。

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