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【紙の本】紙の本のみに特典が付いた凪良ゆうの新刊よ、がんばれ!

2020年に『流浪の月』で本屋大賞に
選ばれた凪良ゆうさんの新作が出ました。
書店で手に取ったら、嬉しい特典が!
初版の紙の本のみの付録として
本編のスピンオフ短編小説が
冊子になって付いているんです。

紙の本では、なかなか
こうした特典は珍しい。
というか、これからの
デジタル時代には、
どんどん紙ならではの
特典がマストになっていくはず。

デジタル書籍では、
値下げという最大の「特典」が
できるので強いし、
巻末に数ページ、おまけページを
付け足すことも比較的
自由にできちゃうので、
デジタル書籍は何かと強みが
多かったのですが、
紙の本は「再販制度」という仕組のせいで
値下げはできないのですね。

デジタルは値下げが出来て、
紙だと値下げができない、
不公平だなあ、と思ってきました。

なんとか紙の本やコミックス
ならではの特典や付録がほしい。
これまでは、サイン本というのが
紙の本でよくある特典でしたが、
それだけでは足らない、
もっともっと、デジタルより紙の方を
買いたくなる何かが欲しい。
それには付録が一番ですよね。

デジタル書籍には付いてない
作家の長めの後書き?
いや、それでは弱い。
やはりスピンオフ小説くらいは
必要ですね。

今回の凪良ゆうさんの新刊
『滅びの前のシャングリラ』は
そう語っているように思えました。

この特典が購買を大きく
引き上げてくれるのでしょうか?
とにかくここ数週間は
本屋さんでのランキングに
目が離せません。

がんばれ!紙の本!

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