「考える=書く」?
仕事をしていると、
「いろいろ考えてみたけど、どうすればいいか分からない」
という場面に遭遇する。
自分自身がそうなる場合もある。
同僚や部下からそういう相談を受けることもある。
そんなときに、こう聞いてみる。
「何をどこまで考えた?」
「どこまで分かって、どこから分からない?」
そうすると、たいてい止まる。
答えが止まる。
会話が止まる。
時間が止まる・・・(笑)
「いろいろ考えてみたけど、どうすればいいか分からない」
っていう場合、
実は考えていない。
正確にいうと、
考えたつもりにはなっているけど、
考えた「痕跡」がどこにも残っていない。
だから、何を考えたのか説明できない。
そんなときに、けっこう参考になるのがこちら。
タイトルは「プレゼン」だけど、
プレゼンの前提となる「思考整理」がすごく役立つ。
脳で考えるのではなく、手で考える。
という感覚に近いかもしれない。
そしてやっぱり手書き。
キーボードで打ち込むよりも、
手書きのほうが脳が刺激される。
しかも、「紙1枚」というのも大事。
・ 1枚だから、全体を俯瞰できる
・ 1枚だから、思考が整理される
・ 1枚だから、枝葉ではなく幹に集中できる
ワタシは、
考えるテーマや、そのときの気分によって、
ツールや方法を使い分けています。
・ 本書の「紙1枚」思考法で書き出してみる
・ ゼロ秒思考のA4メモ書きをする
・ 図、表、グラフなどで表現する
・ 頭の中にあるものをひたすら言語化する
・ マインドマッピングを活用する
・ Dynalistを使う
使い分けているというよりも、
1つ試してみてうまく進まなかったら、
別の方法に切り替える、
というのが正しいかも。
マインドマッピングとDynalist以外は、
すべて手書き。
考えがまとまらない、
うまく整理できない、
人に説明できない、
という方にぜひ。
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