- 運営しているクリエイター
2021年5月の記事一覧
今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?
タイトルを見てすぐ気づいた方もいるかと思いますが、漫画『ハイキュー』(集英社)の名シーンです。(以降、ネタバレを含みますのご注意ください)
僕は基本的に自己肯定感があまり高くないので、この言葉を見る度に勇気づけられる。まだ遅くないんだ。何者にでもなれるんだって。
「今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?」
主人公が所属する烏野高校が出場した春高(高校生バレーボールの全国大会)の準々決勝で
「なんでそこまでできるんですか?」
保護ねこのシェルターに住み込んでると話すと、大体の人が怪訝な顔をします。
「なんでそこまでできるの?」
二言目にはこれ。答えは簡単で、ただねこが可哀想だからなんですよね。いろんなところで話してる最もらしい話は全部後付け。いろいろ悩む時だってあるから、その時のために理論武装してるだけなんです。
たしかにすっごい真顔で腹を括ってる感覚は強くて、最近の「好きなことして生きていこうぜ」「人生一回きり
結局、美意識でしかない。
多様性という言葉が世の中に溢れるようになって、"正解"というものを規定しにくくなった。そもそもこの世界にそんなものはないのかもしれないけど、これが正解、それが不正解と断ずることがリスキーに感じることが増えた。
ともすれば、すべてが正解であり、同時に不正解であることを孕んでいるようにも思える。誰かの正解が誰かの不正解であることもまた、そもそもな話かもしれないが。
事実なのは、自分にとってそれが正
認め合う多様性の時代にNOと言いたくなることもある。
なんだかいま、なにをしても"自由と多様性"の名のもとに許される雰囲気が漂ってる気がします。
とても危険な状態だと思っていて、その最たる例がコロナ渦における著名人たちの事件なんじゃないかと思うんです。
とここまではいつも思っていることで。
先日ふと思ったんです。
"なんでも許される自由"はほんとうに自由なのか?
例えば「女性は◯◯であるべきだ!」という論が古いことは大概の人が頷くはず。でも