休眠預金の評価3つ同時進行について

前回でも書きましたが、休眠預金当活用事業では、社会的インパクト評価が必須となっている。3年間の事業では、開始時に事前j評価、折返しの1年半後に中間評価、終了時に事後評価、そしてまだ到達してませんが必要に応じての追跡評価がある。
今、長野県みらい基金では、2019年度通常枠7事業の事後評価の準備。2020年度甲信地域コンソーシアムでの5事業の中間評価実施、そして2021年イノベーション企画枠の7事業の事前評価に取り組んでいる。
3つの評価が同時進行、長野県内を東へ西へ、北へ南へ、実行団体とのやり取り真っ最中。

7つの2019年度事業の事後評価のまとめ方を実行団体としていると、実にいろいろ見えてきます。
特に、事前評価から中間評価の過程が重要であること。
事業内容によって、その時間軸の違うこと。評価の重きを置く項目の違うこと、などなどの気付きがあります。
実際の事業を伴走支援する組織として力量、プログラムオフィサー(PO)としての個人の力量、両方が試されます。
評価と伴走支援は両輪。
それは、事業内容、分野、対象でPO業務の質、量が変動する。(当たり前)、そして、評価のやり方、内容も変動します。
標準化と専門性の比率みたいなところは、PO業務、組織体制、PO個人資質と評価業務、評価体制、評価者の資質などを机に並べると、見えてくるものがあるかな、と、感じています。
次回は、評価行脚② 山梨県の事業、中間評価を報告したいと思います。