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石の上の短歌という日記

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2024年9月の記事一覧

積み重なる日々の短歌2406

積み重なる日々の短歌2406

無事今季終えたことを祝うためトリノへ出かけ乾杯をする

一週間本を読まない生活がようやく終わりほっとしている

本降りの畑仕事を持て余し書庫整理して小康を待つ

薄墨が流れる海を前にしてタイとイカとを黄身でまぶした

イカ刺しをごはんにたっぷり載せたうえ卵の黄身をまぶして食べた

黄金の茶室を守る人が言う「私は好き」は逆張りだろう

本日のなすべきことはただ一つ。大きなうな丼たいらげること

土砂

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積み重なる日々の短歌2405

積み重なる日々の短歌2405

午後になり雨がようやくやんだのでMを誘って新橋へゆく

菜園を世話したあとに北側の雑草気になりやたら働く

エアロビのあとのズンバがなくなって45分自転車を漕ぐ

遠出して運動しようと思いつつ結局いつものところでダンス

早朝にゲラ準備して校閲をお願いするためメールで送る

長いこと患っていたふくらはぎ、ようやく癒えて踊る。冷静に

フランスの自然主義の文芸を読むもやっぱりわたしには無理

高層の

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積み重なる日々の短歌2404

積み重なる日々の短歌2404

二時からのZoom会議を優先しヒップホップは休講とする

せっかくの休みだからと四時前に仕事始めて、終わって、どうする?

終わりなきマンガ家さんとのやりとりで意思の疎通が危うくなりそう

修正に継ぐ修正に継ぐ修正。いつか終わりは来るのだけれど

義父さまをねぎらうために町田にて馬肉を食べて小田急に乗る

キユウリ、ナス、トマトのネットを外したのちゴミをまとめて庭先に出す

逝きそうでなかなか逝か

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積み重なる日々の短歌2403

積み重なる日々の短歌2403

フキノトウ天ぷらがのる蕎麦求め近所一周大回りする

古書店に行きたいがまず本開き、古い友らをもてなしている

シマシマのユニフォームを着る客がいる。スマホを見る。連敗している

降り続く空は午後には回復し半そでを着て図書館へ行く

畝たてをせねばならぬと発起して西へと急ぐ。本担ぎつつ

うつかりと旧仮名遣ひで記してしまふ。さういふ友はどこにゐますか

ハイウェイを100マイルにて突っ走るスピード感

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積み重なる日々の短歌2402

積み重なる日々の短歌2402

早朝の畑で梅は満開で、エンドウマメも開花していた

求めるもサイゼにステーキもはやなく、野菜をあてに呑む白赤を

朝からの仕事のめどをつけたのち、エアロビそしてズンバで果てる

月末と年度末が近いせい?本が読めない。仕事のおかげです

月曜はやっぱり仕事が気になって、仕事をします。感謝もします

朝起きて歯痛があって落胆も、次第に痛みは引いていくのだ

ひょっとして歯痛は横臥が理由かも?鼻と歯との

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積み重なる日々の短歌2401

積み重なる日々の短歌2401

右肩を挙上するさえ困難でエアロに出ても不自然である

右肩の違和感あるも1000泳ぎ、夜中に痛み烈しくなった

義母さまの皿うどんへの執着を、叶えるために西へと向かう

日曜といえども仕事があることは、よきことである。感謝ささげる

黙々と原稿整理を終えたのち、酒を呑まずにエアロしに出る

ミョウガをば実るスペース広げんと、家の裏にて掘る、黙々と

義母さまの皿うどんへの執着を叶えてあげたい、もう

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