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【営業日誌】2024.10.10 Readin' Writin' BOOKSTORE(田原町)でついつい本を買う

旬報社・営業部です!

営業日誌を書いてみようと思います。
昨日は、東京都台東区の田原町駅近くにある書店「Readin' Writin' BOOKSTORE」を訪問。

自分で描いた変な絵

Readin' Writin' BOOKSTOREに行くのは2度目で、はじめは『大川総裁の福祉論!』(大川豊/大川興業総裁 著)のイベントでした。イベントの主催である朝山実さんが月1でやっている「インタビュー田原町」のゲストで総裁を読んで障がい者福祉を取材するようになった経緯や福祉業界でおこっていることについて話すというもの。大学の先生や書店員さんやいろんな方が来てくれてすごくおもしろい場でした。あれが2024年2月なので、8カ月ぶりです。

お店に入ってすぐ目に入る手前の平台では、雷鳥社さんの本がずらっと並んでいます。「それいけ! 雷鳥社の本まつり three months」フェアをしているとのことで、この日も社員さんがお店にいらっしゃってました。フェア台を撮るの忘れました。しまった。

入店してフェアを見たあとは、カウンターにいる店主の落合さんにご挨拶。

10月12日発売の新刊と既刊書をご案内しました。
『異端 記者たちはなぜそれを書いたのか』河原仁志 著(https://www.junposha.com/book/b653801.html
『終わらないPFOA汚染』中川七海 著
https://www.junposha.com/book/b653333.html
『裁判員17人の声』牧野茂・大城聡・裁判員経験者ネットワーク 編著(https://www.junposha.com/book/b649856.html
『クマはなぜ人里に出てきたのか』永幡嘉之 著(https://www.junposha.com/book/b653802.html
の4点についておすすめするポイントなどお話し、見本やチラシをお渡ししました。
「東京でもクマでるらしいですよ。」とかお話ししながら、話題は趣味や書店情報へ。

落合さんがランニングとトレイルランの大会に出まくっているということ、昔スポーツ取材で沖縄に行ったこと、元編集者が開業している書店の情報などいろいろおしゃべり。書店にはアポなしで行くことも多いのですが、突然の訪問者を温かく迎えてくれて、ここ最近で一番楽しい営業活動でした。

Readin' Writin' BOOKSTOREは、珍しい絵本があったり他の書店では目に入らなかった海外小説に出会えますし、なによりも人文社会系の品ぞろえが幅広くてうきうきします。
旬報がつくる本に近いテーマの❝他社の仕事❞がたくさん並んでいて励まされる気持ちになります。私も本作ろう、企画進めようと素直に思った。

本を買ったので、購入記録を。
▼『いのちへの礼儀』生田武志 (著)/筑摩書房

『いのちへの礼儀』

生田武志さんは十数年前に大学のゼミで釜ヶ崎に行ったときにお世話になったことがあります。釜ヶ崎での野宿者支援について教えていただき、夜間のパトロールに同行しました。当時大阪までいく夜行バスで読んだ新書『ルポ最底辺: 不安定就労と野宿』(ちくま新書)しか持っていなかったので、新刊も読んでみようと思いました。

▼『鉄の時代』 J・M・クッツェー(著)、くぼた のぞみ (翻訳)/ 河出文庫

『鉄の時代』

河出書房のHPより・あらすじ「反アパルトヘイトの嵐が吹き荒れる南アフリカ。末期ガンの70歳の女性カレンは、庭先に住み着いたホームレスの男と心を通わせていく。差別、暴力、遠方の娘への愛。ノーベル賞作家が描く苛酷な現実。」
カバー表4(表紙の裏側)に書かれているあらすじが面白そうで購入。

こういう勘というか自分なりの「ビビビ」が発揮されるから、書店ってすばらしいと思う。
書店営業は毎週行けるわけではないですし、お話したい担当スタッフさんに会えないこともありますが、こういうやりとりが出来た時にやりがいがあります。