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もったいない、って何が?断捨離と梅ジュース
この季節になるとお店に出回る『梅』。
わたしの周りでも、アジア系マーケットにはカリフォルニア産の梅が店頭に並びます。
でも去年は、とある方のお庭から採れた梅をいただきました。毎年、年に一回の楽しみとして購入していたので、今年は自家製無農薬の梅をいただけるなんて〜!と、とても嬉しいものでした。
そして、子どもたちも大好きな「梅+氷砂糖」を2瓶しっかり漬けました。
出来上がってから、大切に少しずつ梅を食べ、大切に少しずつ梅ジュースを飲んでいましたが、、、
そのうち生活も忙しくなり、季節も変わり。
冷蔵庫を開けるたびに、梅の存在を眺めては、
「ありがたいな〜、貴重な梅だなー」
と、ちゃんと認識はしていたのですが、徐々に手が遠のいていきました。
そして、今年もまた梅の季節だ!食べてみよう!
と、その梅の瓶を開けたら・・・
ガーーーン!
カビがびーーーっしり… 涙
というわけで、ごめんね、残念だけど・・・
さよならしました。
断捨離とは、
断行(だんぎょう)不必要な事柄を断つこと
捨行(しゃぎょう)不必要な事柄を捨てること
離行(りぎょう)無用な執着から離れること
と言われていますが、、、
今回の梅の件は、『梅への執着』です!
母がよく作ってくれた梅ジュースと梅酒、そして父が漬ける梅干し… 梅にはたくさんの良い思い出があるのです。
梅の味も大好きだけれど、そういう梅にまつわる懐かしく、温かい思い出への強い念があるのだと思います。そしてその思い出の奥にある、親からの無償の愛情が恋しいし、ありがとうと思うし、、、そういう感情が自分のなかにあって、その思いに執着しているのだと思います。
もったいない、と大切に取っておいても、その『いのち』を大事に活かせないなら意味がない。
断捨離とは、対象のモノやコトの持ち主が、その『いのち』を上手く活かせるか、を見極めることでもあるのかな、と思いました。
今回の梅は、持ち主のわたしではなく、カビの増殖に貢献していました、とさ。笑
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