こどもを社会で育てること
ひとつ、記事を紹介したい。
こちら、和田のりあきさんの記事。
親以外の理解者がこどもには必要かもしれない
私がこどもの頃、近所のおじさんやおばちゃん達に親ぐらい(いや、それ以上だったかも)叱られて、そして可愛がってもらっていた。
親に叱られ、ふてくされて家をとび出した時、声を掛けてくれたのは近所のおじさんやおばちゃんだった。
「一緒に家に行ってやるから帰ろう」と言ってくれたりした。
万能であり、万能でない
子育ては夫婦や片親だけでは難しい。
ネットが発達してパソコンやスマホから欲しい情報がいつでも取り出せるようになった。
それは万能であり、万能ではない。
パソコンやスマホは知識や対処法を与えてくれるが、リアルに傍らで見守ってくれる人ではない。
暖かい言葉もない。
平成そして令和へとなった今、近所付き合いも難しく、他所のおじさんやおばちゃんに「育てられる」ことも少なくなった。
そんなことしたら、変質者扱いか非常に大きなお世話になる。
こどもを社会で育てる意義
時代も変わり、連れ去りなどのこどもが被害者になる犯罪も増え、個人のプライバシーの保護問題などもあり社会で「こどもを育てる」ことが難しくなってきたのも事実だし、万が一を考えて親だけでこどもを守っていくのも間違いではない。
以上が私がこどもへの虐待、ネグレクトなどが報じられるたびに私が思うことである。また、報道の仕方も考えさせられる。
私ごときが偉そうに言っているが、難しい課題だ。
「こどもは社会で育てる」ということを今一度考える機会にしたい。そして繰り返さない社会にしていきたい。
タロット占い師/絢子