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シュタイナーの学び~没頭作業と思想

前日は農業のお手伝いで、道6.8キロの道を自転車で走り、作業に没頭して幸せに浸りました。

昨日は電車で行くかしばし迷ったものの、「よし行ってみよう!」と大宮にあるみどりの学び舎まで7.1キロ、自転車をこいで行き「ストロースター作り」に参加してきました。

先生はシュタイナー講師のコール美緒先生、双子男子のママです。
ストロースターは自然の産物である麦わら(ストロー)を使って作るオーナメント。細く裂いた麦わらを組み合わせることで次々と生まれ出てくる幾何学模様、この体験で数学的素養を育てていけることを張りのある声で説明してくれました。

作り方を教わり、ワークスタート。
筒状のストローを道具を使って何本かに縦に分割して細くします。
幅2,3ミリになった藁を円形のホルダーの上に規則的に置いていき、ホルダーのふたで組み合わせた藁を固定、藁の端を自分好みにカットし、糸をかけて藁をつなぎ止め、ホルダーを外すとハイ完成!となります。

イメージ図。ことばで伝わりづらいことは写真で。

手仕事だけどおしゃべりしていると糸で強く藁を締め藁を壊してしまったりします。おしゃべりはほどほどに繊細な作業に没頭しました。
ホルダーの隙間を何個飛ばしで藁を置いていくかで様々なストロースターが誕生します。同じ配置でも藁を長く残すことでもう一つ三角形が生まれたり、藁のカットの仕方によっても全く表情が変わります。

全部藁の組み合わせ方は同じ。

うーん、おもしろい!
自分の頭が図形的に弱いのもよくわかる(;'∀')
これ子どもの遊びにあったら間違いなく頭良くなるだろうなあ。
幾何学模様を見ながら、細かい手の作業。天然素材に触れながら。

各々数個のストロースターを作り、最後はテーブルに並べて記念撮影。

シュタイナー教育、「モンテッソーリかシュタイナーか」みたいにワードを知ってはいて「本を読ませてはいけない」という断片の情報だけで自分とは無縁と決めつけていました。
美緒先生のお話を聞いていると「勉強」と押し付けずに自然と子どもが興味を持って取り組めるような種まきをしてくれるように思えます。

もっと早く出会いたかった、と思うけど後の祭り。これからに目を向けよう。
超絶不器用で勉強嫌いな中一息子、先日もヒンメリ作りを楽しくしました。
ストロースターもやってみよう。

シュタイナー教育への興味がむくむくと湧いています。
その思想を、メソッドをよく知りたい。
素敵な先生もいる。
さあ、行動しよう!

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