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魂企画「音読✕発酵」の2年目

音読×発酵

ミクマリ音読道場のオリジナル企画。
相当の情熱を持って取り組んできました。参加者の方々に育てていただいて、今月から二年目となりました。
わたしの自宅での開催ということで入れる人数に限りがあるため、先月から月一だったのを2回にし、今月はリクエストをいただき3回開催となりました。

昨日三回目が終わり、今、感慨深く今月の「音読×発酵」を思い返しています。

今月は音読は「源氏物語」、発酵チャレンジは「コンソメ麹」でした。

NHKの大河ドラマ「光る君へ」で人気の源氏物語。読むところは「須磨」を選びました。人間関係が複雑でなく、和歌が入っているところを探しました。まずは訳などを挟まず一音一音を区切って音読しました。

源氏物語の原文を一音一音区切って音読。

ざっと説明、先日行った國學院大學博物館の「恋とさすらいの系譜―源氏物語と平安文学」で見たことも盛り込みお話しし、皆さんに感想を聞きました。

「一音一音区切って読むと、意味が伝わってくる!」
「泣くことをいとわない当時の男性の感情表現、感性の豊かさ」
「オトコの本能」
「女性である紫式部がよくぞこんなに男性のことをわかるものだ」
「光る君へとの関連が興味深い」
「日本人でよかった」 などなど。

今月の発酵チャレンジは「紫式部スペシャルコンソメ麹」。
紫玉ねぎを入れて特別仕立てに。

紫玉ねぎ使っての紫式部スペシャル。

塩きり麹を順番でカタカムナ5,6首をそらんじながら両手で擦るのは恒例儀式、そのほかの工程もみなさんで協力して進めてもらい、すべてを混ぜ終わったらそれぞれが持参した瓶に等分してもらいお土産となります。

13のお宅に旅立って行ったコンソメ麹

「簡単だね~」「どうやって使えばいいのかしら」などと声が飛び交い、質問に答えるのも嬉しい時間。

最後にお食事。
今回はおにぎり、麹納豆、人参の生姜麹和え、キノコのコンソメ麹マリネ、オクラの醤油麹添え、ナンプラーとトマトの味付けのエスニックスープ。

楽しいお食事風景

みなさん喜んでくれ、「優しい食事」と各回でコメントをいただきました。
プロの料理人ではないですが、ベストを尽くして作った食事を食べていただけるのは至高の幸せ。最後にミキを大なべからお代わり自由で食していただくのも恒例になりつつあります。
同じものをいただいて、話がはずむ。会によって話題はまちまち。健康のこと、料理のこと、教育のこと。それぞれの生きざまが垣間見えます。

終わった後の心地よい疲労感。アンケートを読む喜び。
今月は3回も味わえました。
来月は何を読もう、何を作ろう。アイディアが頭の中を飛び交い、終わった解放感と次へのわくわくで明るい脳内。

毎月参加してくださる人数が増え、今月は13名。それぞれの会が輝きました。参加者の方々に作っていただく会。感謝でいっぱいです。

よかった、ありがとう。





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