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人気再燃する福寿草
旧正月の頃に咲くことから福寿草というおめでたい名前がついているのですが、最近はその花の愛らしさからか人気が再燃しているようです。
品種改良は江戸時代から続いていて黄色以外にも紅色や緑色の花の品種もあります。
福寿草は意外に育てやすいことから山野草栽培の入門として適しています。皆さんも早春一番に咲く福寿草を育ててみませんか。
福寿草 品種案内
お正月の寄せ植えによく使われるのが黄色の福寿梅です。千重咲きの寿という品種もあります。北海道で見つかったミチノクフクジュソウの黄色一色花は花びらの裏側まで黄色です。
白花系と呼ばれるものは花びらの表が淡いクリーム色で裏側は少し青みがかっています。
最近人気なのが秩父紅などの紅花系で、秩父紅は性質が強いので庭植えも可能です。花びらの先端に切れ込みが入る紅撫子も育てやすい品種です。
緑峰といった花びらががくのように緑色になった品種や、中国の高山性の白花のフクジュソウの仲間も通販などで見かけますよね。
福寿草の育て方
お正月用ではなくて、専門の園芸店などからしっかりした苗を購入しましょう。お正月飾り用のものはコンパクトに寄せ植えするために根が切られていることが多いです。
鉢花として売られているものも、花が終わったらすぐに山野草用の用土で駄温鉢などにていねいに植え替えてください。
葉が展開してきたら日当たりに置いて、置き肥するといいでしょう。しばらくして日差しが強くなってきたら半日陰へ移してください。このころに液体肥料で追肥します。
葉が枯れてきたら風通しのよい日陰へ移して休眠させます。ただし、完全に乾かさないように時々水やりします。
夏から冬までこのまま管理しますが、2年に1回、10月下旬に植え替えするといいでしょう。芽が出てきたら日当たりに出して水やりを再開してください。