並木順子
宿根草栽培の基本から裏技まで丁寧に解説いたします
バラ以外の花木の栽培や剪定などの裏技を解説しています。
園芸植物の夏越し方法について基礎から裏技までていねいに解説いたします
果樹栽培の基本と裏技をご紹介していきます。
バラ栽培の基本から裏技まで解説しています。
「園芸植物と共に夏を生きる」と題して2冊目の電子書籍を出版しました! サブタイトルは「日本の夏を乗り切る夏越しの秘訣」 「ガーデニングの裏技」の運営者 並木順子が温暖化著しい日本の夏を乗り切るための夏越しの裏技を伝授いたします。 kindle unlimitedで追加料金なしでお読みいただけます。 下記のバナーをクリックしてくださいね!!
最近は夏から秋にかけての花壇の後列に青系統の宿根サルビアを見かけることが多くなりました。 さらにピンク色のチェリーセージなども人気になっています。 基本的に宿根サルビアは強健な植物ですが、花壇などに植えておいてもあまり花が咲かないこともありますよね。 そこで今回はサルビア栽培のコツについて解説いたします。 品種の特性を把握する サルビア(サルビア属の園芸植物)は非常に種類が多く、基本的には宿根草ですが日本では1年草扱いのものもあります。 花壇に昔から植えられている
weepingとは「枝垂れる」という形容詞で、今回はノウゼンカズラを主幹を1本だけ伸ばすスタンダード仕立てにして、それから枝垂れさせて観賞できるようにする方法をお伝えします。 この仕立て方は鉢作りのフジでよくやられる方法ですね。 傘の様になってフジが咲いている鉢物です。 これを3年かけてノウゼンカズラで完成させます。 1年目 普通のノウゼンカズラの鉢植えを用意します。 春先に主幹にする枝を選んで支柱に止めます。 根元から1/3程度より下から出ている枝は根元から切
ペピーノはアンデス地方原産のナス科の多年草で黄色の丸ナスのような果実ですが味はメロンに似たおいしい果物です。 アンデス地方やニュージーランドでは現在でもポピュラーのようです。 高温が苦手なので夏越しがむずかしいですが、北海道や東北などの冷涼地では育てやすい果物です。 上手に育てると春と秋の2回収穫できます。 きれいな花が咲きます。 ペピーノの育て方 ネット販売などで苗を入手してください。 植え付け適期は5月で大き目の鉢やコンテナに植え付けます。 用土は堆肥や腐
夏休みなどに旅行するときに問題になるのが水やりですね。 そういう時に活躍するのが自動水やり機です。 旅行時以外でも水やりの手間が省けて忙しい人には重宝なものですね。 最近はソーラー電池で動くものや水道がなくてもタンクから給水するものなどありますが、たくさんの鉢やプランターがあると全部に行きわたるようにセットするだけでも大変! スプリンクラー式のものだと木の陰になって水がかからないところがでてきたり、細いチューブが折れて途中から水が行かなかったりとトラブルも多いです。
芙蓉(フヨウ)は東アジア原産のアオイ科の落葉低木でハイビスカスの仲間です。 アメリカフヨウはフヨウの近縁種ですがアメリカのアラバマ原産で多年草でクサフヨウとも呼ばれています。 原種は大きな赤い目立つ花が特徴ですが、さまざまな近縁種と交配されて花色がピンクや白のものや矮性の品種も開発されています。 耐寒性もある育てやすい植物なので夏のお庭のアクセントにいかがでしょうか。 アメリカフヨウの育て方 4月から5月中旬までに日当たりの良い場所に植え付けてください。 もともと
教科書的なことを言うと、耐寒性のない熱帯果樹は大き目の鉢植えにして育てて、冬には室内に取り込みましょう、となります。 しかし、この方法ではどうしても収穫できる実の数に限りがありますし、冬越し時に弱ってしまうことも多いように思います。 そこで、発想を変えて、野菜のようにパパイアの苗を地植えにして、ひと夏でたくさんの実を収穫しよう、というのが今回のお話です。 寒くなって枯れたらそれでおしまい、冬越しは考えません。 矮性の苗を入手する 紅妃などの矮性品種の苗をインターネッ
プルバーゴは6月から9月にかけてスカイブルーの小花を手毬状にたくさん咲かせてくれる常緑低木です。 プルバーゴは属名で以前からルリマツリの名前で鉢花として流通していました。 熱帯原産なので暑さに強く、涼しげな花色なので梅雨時から真夏にかけての鉢花や花壇の花木として人気があります。 自然に放任すると2mくらいの樹高になります。 霜に当たらなければ越冬できるので、暖地では庭植え可能です。 非常に生育旺盛な植物なので重宝します。 プルンバーゴの育て方植え付け 市販されて
狭い意味でブルーサルビアと言えばファリナセア種を指しますが、この植物は青の発色はいいのですが、耐寒性がないので日本では1年草扱いになります。 一方、宿根系のサルビア(セージ)の仲間には青系統の花色のものも多いですね。 ここでは「ブルーサルビア」をSalvia属の青い花を咲かせる植物のように、広い範囲にとって、ご紹介します。 なお学名(おもな流通名)という表記にしております。 ファリナセア(ブルーサルビア) 以前はブルーサルビアといえばこの種類を指しました。 アメリ
シェルジンジャーとは沖縄でよく栽培されている月桃のことです。 花が貝殻のように見えることからシェルジンジャーと呼ばれています。 抗菌作用や防腐作用が強く、沖縄では虫よけによく使われています。 沖縄の郷土菓子のムーチーを包んでいるのも月桃の葉です。 最近では香りを楽しむポプリやハーブティーにも使われます。 低温にさえ注意すれば育てやすい植物なので、お庭の片隅あると重宝しますよ。 シェルジンジャー(月桃)の育て方 通販で苗を入手することができます。 関東以西の暖地
ただでさえ温暖化で猛暑になっているのに、エルニーニョ現象が重なると最悪ですね。 エアコンを使わないといられないですが、電気代も高騰中! こうなったら緑のカーテンを使って少しでも部屋の温度を下げて電気代を節約しないと。 ちなみに緑のカーテンの植物に水やりするついでにお庭に打ち水するとさらに涼しくできます。 どんな植物を使うか 緑のカーテンに使うのはツル植物です。 できれば葉が多くて日差しをより多く遮ってくれる植物がおすすめ。 丈夫で暑さに強いのはもちろんですが、花
梅雨に入って蒸し暑い日が続くようになってきました。 この時期に夕食後に庭に出ると漂ってくる上品な良い香りを出しているのがクチナシですね。 ただ白く、どちらかというと地味な花なので忘れられていることも多いのがクチナシですね。 古くから和風のお庭には必ずあるクチナシですが、ここではクチナシの使い方について解説します。 生け垣に使おう たまに見かけますが、クチナシを生け垣に使うのは良い方法です。 クチナシは常緑なので十分に生け垣に使えます。 生け垣全体から香りが立つの
元気に咲いてくれていた春花壇も初夏になるとくたびれてきますよね。 夏花壇用の苗を買ってきてもいいのですが、諸物価高騰の折なので、できれば種だけ買って自分で苗を作りたいですよね。 その方がずっとたくさんの苗を花壇に植えることができますし、発芽して苗が育っていくのを見るのも楽しいものです。 6月は梅雨の時期なので空中湿度も高く、もちろんそれなりの温度もあるので以外に種まきしやすいです。 早めに種まきすれば梅雨明けまでに花壇に作った苗を植え付けることができます。 梅雨明け
園芸品種のアジサイは日本原産のガクアジサイなどをもとに作られたものです。 なので、育てやすい花木の代表のように思いがちですが、欧米で改良されたハイドランジアなどは必ずしも日本の気候に完全にマッチしているわけではありません。 特に鉢植えで育てる場合には注意が必要です。 そこで、アジサイの鉢栽培についての注意点をまとめてみました。 水切れ注意! アジサイは水が大好きな植物です。 特に真夏は水切れしやすいので、毎日、朝夕に水やりしてあげましょう。 どうしても水やりでき
牡丹園は各地にありますし、寒牡丹は冬の風物詩になっていますが、シャクヤク園はあまり見かけないですよね。 それでも「立てば芍薬、座れば牡丹」ですから、観賞価値満点のお花です。 牡丹にくらべて芍薬は優しい感じの花姿で、より、たおやかで女性的な雰囲気があります。 最近は欧米で改良が進んで現代的な花姿の品種が増えました。 牡丹との交雑種も数多く発表されています。 改良の結果、蒸し暑い日本の気候にも強い品種が多くなりましたので、この機会にシャクヤクデビューしてみませんか?
日本の都会は地価が高いので「庭付き1戸建て」といっても、その庭は猫の額ほどしかありませんよね。 そこに花木でも植えようものなら、花木の根が張って他の植物を植えることができなくなります。 また、寒さに弱い熱帯花木は夏は庭に植えたいけれど、屋外では冬越しできません。 そういう時に有用なのが鉢ごと埋めてしまう「鉢埋め」の技ですね。 ちなみに「鉢埋め」というのは私の造語です(笑) 水はけをよくする 植物を鉢ごと花壇などに埋めるのですが、注意点が2つあります。 使用する鉢