本当の負けは勝つことをあきらめたとき

　本当の負けは負けたときではなく勝つことをあきらめたとき。本当に折れるとは、立ち上がることを放棄したとき。

　負けても負けても、折れても折れても、やり続ければチャンスは作れるし良いことって本当に起こります。だからあなたにも頑張って欲しいんです。凄いことはある日突然叶うこともあります。

　昨日は、あの日。3.11です。悲しい日だった。

　あれから13年後の私の3.11は作家デビューの日となりました。

　コロナで出版のチャンスが3回ほど消えました。ヴォーカリストだった20年間でメジャーデビューの話がなくなり号泣したことがあります。学生時代、学校代表で弁論大会に出ても出ても全国で天辺が取れなかった。高校受験を失敗して屈辱の3年間でした。年間症例数2件ほどといわれる病気になって余命宣告を受けて絶望を味わいました。

　いつも、あと少し、あと少しで手が届かないんです。そこにあるのに掴むと消える。こんなに頑張ってるのに、なぜ届かない！と悔し涙をボロボロこぼして床を何度も何度も叩きました。体も壊してしまった。

　それでもあきらめずに、自分も頑張り人を励ましながら一生懸命に仕事をして生きていたら、昨年の七夕の日に、大きな大きな出版チャンスがめぐってきました。しかも、いままで一番大きな出版会社からの商業出版です。

　夢は、なかなか叶わないから夢って言うんです。

　だから努力して、叶ったら飛び上がるほどに嬉しい。生きていて良かった、頑張り抜いて良かった、やり続けて良かったって思える。あなたにもそれを味わってほしいと思います。

　昨日は東京丸の内にある善本店に行きました。自分の本が平積みしてあるのを見て、涙が出ました。仕入れ担当の方に深々と頭を下げてきました。自分も嬉しいですし、この本が誰かの人生の役に立つかもしれないと思うことに喜びを感じます。出版できたのは、井上先生はじめ皆さんが応援してくださるお陰です。本当にありがとうございます。

　私は出版の夢を叶えました。まだまだいきますよ！
　あなたにも、あなたの夢を叶えて欲しい。

　私のデビュー作。是非読んでみてください。まずは一読なさってからワークしてみてくださいね。Amazonレビューもお願い致します。

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山下純子

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