ネガティブな感情を無くすと不幸になる
はじめに
多くの人はネガティブな感情を自分の中から嫌い追い出そうとします。
そしてポジティブな感情を追い求めます。
しかしネガティブな感情が無くなると人は不幸になります。
ネガティブ感情はポジティブ感情に繋がる
ネガティブな感情が無くなるとなぜ人は不幸になるのか?
それはポジティブな感情を味わうにはネガティブな経験と感情がなければポジティブな感情を味わうことが出来ないからです。
つまりネガティブな感情が無ければポジティブな感情は存在しません。
このことは考えてみれば当たり前のことですが日常生活を送っているうちに多くの人が忘れてしまう考え方です。
そしていつの間にかポジティブな感情体験ばかりを追い求めてしまいます。
またネガティブな経験や感情は自分を変える機会となることも多いです。
だからネガティブな体験をどのように捉えるかが重要となります。
ネガティブな体験は避けられない
生きている上でネガティブな体験は絶対に避けられません。
人がネガティブな体験を減らそうとするのは本能上当たり前のことですがネガティブな体験を絶対に避けようと思うことは非論理的です。
先にネガティブな体験をどのように捉えるかが重要と言いましたがこれはネガティブな体験をした時に良い部分を探そうという意味ではありません。
ではどうするのか?
簡単に言うとネガティブな状況を受け入れてしまいましょうという意味になります。
「なぜこんなことになるんだ?!」「不公平だ!」と
怒り落ち込んだとしても最後には受け入れるようにします。
ネガティブな体験をした時に1番辛いのは状況そのものよりも「なぜ自分だけこんな目に合うんだ」と意味が分からない時なのです。
時にいくら辛い状況にいる意味を考えても分からない事も多いでしょう。
だから意味を考えるよりも受け入れた方が楽になるのです。
「今のこの状況は自分に課せられたことだから受け入れて頑張ってみよう」そう考えてみます。
人は状況を受け入れると不思議と落ち着くものです。
反対に抵抗をすればするほど辛い感情は大きくなっていきます。
自分を責めてはいけません。
また執拗にそうなった原因が探すことも止めます。
どんなに注意深く生きていても自分にとって不都合な状況は誰にでも突然あらわれるものです。
だから状況を受け入れ状況に向き合い付き合っていきます。
そして状況に対して冷静な態度が取れるようになると問題の色々な解決策が見えてくるようになります。
以上は辛い時に自分で対処する方法ですが当然ながら辛い時には相談できる家族、友人・知人を頼ることも忘れないようにしましょう。
頼れる家族、友人・知人がいない場合は知識のある専門家に頼みます。
人はどんな人でも誰かしら人に助けられて生きています。
だから人を頼ることは当たり前と考えて遠慮なく人を頼りましょう。
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