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タマネギ状態

noteに記事を投稿しているが、自分はあきらかに教養、知識不足であり、思惟が足りないなとつくづく思う。

いくら取り繕っても、noteを続けていくとそこのところがあぶり出される。

剥いても剥いても中身がないタマネギのようだ🧅

原因の一つとして自分には得意分野や専門性がない。

主婦としていつも夫や子どもたちのサポートばかりして来た。常にスタンバイ、待ちの状態が多かった。

そんな中でも時間を見つけて自分磨きの出来る人はたくさんいらっしゃると思うが、私は不器用かつ努力家ではなかったのだ。

だから夫が定年を迎え(まだ非常勤で働いてはいる)息子たちが巣立ってしまうと、私は中身が空っぽのタマネギ状態である。

タマネギはいつも台所に常備されていて、地味だけど使い回しができてあると便利な野菜。しかも血液サラサラになって身体にも良い。

でもなかなか主役にはならないんだよね。

今までいつもせっせと皮を剥いていたけれど、私は何が欲しくて、何を目指していたのだろうか。


昨夜は、彼女と同棲中の次男が突然家に帰って来た。何でも彼女とケンカしたらしい。

急遽、有り合わせのもので夕飯を作ってあげたら、食べながら彼はポツリポツリとケンカの原因を話し始める。

要するに、2人とも今仕事が忙しいのだ。彼女も残業が多い。だからお互いに言葉が足りず何でも悪い方にとってしまうのだ。

どこのカップルでもよくある事。

雨ばかりの梅雨の時期、気持ちが不安定になりホルモンバランスを崩すこともあるだろう。

「女性は生理的に感情のコントロールが出来にくい時があるから、仕事で忙しい時は理解して優しくしてあげるといいね」とさりげなく次男に諭した。

夕飯を食べ終わる頃には次男も落ち着き、「そうだよね、俺も悪かったんだよね」と笑顔になる。

私はいったい何?カウンセラーか笑

そう感じながらも、自分の周りの人たちの潤滑油になる人生もそんなに悪くないかもと思った。

それでも、花や果実のある人生をまだ諦めたわけではない。

とにかく、今はインプットを心がけて自分の視野を広げていきたい。


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