24.自宅は住みやすく
いろいろ書いて思いが深くなりました。
自宅は安心したい、安心できる、安心しちゃう場所。
だからこそ、想像できないリスクがある、と。
もちろん、物理的な環境は外出の方が危険がいっぱい。
でも、危険があるとの前提で予想し策を巡らします。
頭を回し策を講じまくります。
なので、外出時に膝折れすることも、数々ありますが骨折・捻挫の事故は1回だけ。
しかし、自宅での事故は、骨折は3回、捻挫・肉離れは5回。
圧倒的な違いです。
やはり、自宅は無意識に気を緩みまくっちゃう、からではと。
知っている、知りまくっている場所だから。
しかし、身体の筋力は日々徐々に微々少しずつ落ちていく。
しかも、筋力は波があり、1日、1時間、1分でも同じではない。
だから、思いもよらぬ事故につながるのでは。
自分の主治医が言ってました。
『漫然と歩かないでね』
気持ちだけでは限界を迎えます。
家は新築のときに、バリアフリー対応しとく、もしくは、バリアフリー対応できるようにしておく。
玄関アプローチに階段をつけない。(車いすで上り下りできるように)
玄関の土間から上り框に段差をつけない。(ちょっとの段差も転倒のリスク)
部屋、廊下、トイレ、風呂に段差をつけない。(ちょっとの段差も転倒のリスク)
部屋の扉は引き戸にしとく。(開戸は体重移動が多くリスク)
廊下は車いすが通れる幅にする。(部屋に閉じ籠りにならないように)
廊下、階段は両側に手すりを取り付けできる幅にする。(後で取り付けられないことにならないように)
洗面台、キッチンの下に脚を入れる空間。(椅子に座ってできるように)
などなど。
ベビーカー、小さい子にも大助かりです。
わがままを言えば、2階へのエレベーター・・・
2階にいけないと垂直避難ができません・・・
これ実現するには、かなりの費用が必要です。
新築のときに、国、県、市町村から助成があると嬉しいですね。
手すりをつける。
スロープをつける。
車いすを購入する。
これらは、それを必要になる身体状況の場合は相応の助成を受けられるでしょう。
しかし、家そのものをリフォームするのは、比較にならない費用がかかります。
リフォームですまないこともあるでしょう。
そんな身体状況となってから金銭的な余裕はないでしょう。
やはり、新築がベスト!
繰り返します。
新築のときに、国、県、市町村から助成があると感謝感激です。
助成があれば、工務店、ハウスメーカーも提案しやすくなります。
工務店、メーカーの売上につながるでしょう。
将来的には、家がより安全であれば、怪我も少なくなり、医療費の削減につながるでしょう。
ユニバーサルデザインは誰も幸せにします。
いいことばかりでしょ。
では