「専業主婦をなめるなよ」って思っている話。
20代~30代のころの私は(子どもが7歳くらいまで)専業主婦をしていた。
そして、アラフィフになった私は、一旦就活をやめて、スキをカタチにしはじめているところで、久々の専業主婦をやっているとこ。
専業主婦をやってる…と言うと、仕事と家事を両立している主婦層に「暇でしょ?」「いったい1日なにしてるの??」って言われてしまうことにハタと気付かされる・・・
専業主婦って、こんなにも、なめられてしまうん役目なんだ・・・て、ちょっとショックでもあり腹も立ってる。
そもそも、1日、なにもしなくていいわけじゃない。
もちろん、その中で、頑張ろうと思えばいくらでも頑張れるし、さぼろうと思えばいくらでもさぼれるのは事実。
それを世間は「自由の身」「お気楽な立場」だと思ってるんだろうけど、逆にそれがプレッシャーにもなることを、知らない人は多い。
その理由は、その日、自分がどうすごしたのか?という自分の心模様が、すべての家事や3度の食事の中にリアルに映し出されてしまうから。
今日という1日を、無駄に過ごし方をしてしまった日には、そんな自分に凹むことだってあるあるだし、いろいろ効率よく頑張れた日や家族に優しくできた日は、ちょっと誇らしかったり嬉しかったり。
そして、一番イタイなと思うのが、専業主婦に明確な対価(明確な給与)や評価(ひとからの承認みたいなもの)もないこと。
ちょっと前にブームになった「逃げ恥じ」のドラマ(ガッキーと星野源主演)、主婦業をお金で換算したらすごい年収になった!!
それを主婦業を、無償や感謝なしに、やって当たり前のように感じていることを「愛の搾取」と表現していたことは、見事だったと思う!!
そんな地味な世界の中で、もくもくと献身的に家族の為に頑張ったり、その中で、自分の楽しみを作りだしたりできたらすごいとおもうし、時にやりきれなくていろいろおさぼりで放棄したりするのも、そりゃそうでしょ??って思うしね。
もちろん、食うに困らない生活をさせてもらえてるというのが最大のご褒美なんだし、恵まれているのも分かってる。
でも夫をサポートしている自分も、その夫の収入の一端を担ってるとも思うのよね。
だから専業主婦をなめている人に「なめんなよ…」と、ただ言いたかっただけ。今日はちょっと毒舌をはきたい気分だっただけ。(笑)