濱地潤一

濱地潤一(junichi hamaji) Saxophonist, composer,…

濱地潤一

濱地潤一(junichi hamaji) Saxophonist, composer, サックスを津上研太に師事。 第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 福島諭 濱地潤一《変容の対象》(作曲)http://www.shimaf.com/h/

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《変容の対象》2024年11月第7-8小節目

《変容の対象》2024年11月第7-8小節目を福島諭さんに送った。随分寒くなり買い物に行くときに今日はschottの518を引っ張り出し着て出かけた。518とはダブルのライダースの定番618のヨーロッパ仕様で、アメリカ仕様とはアーム部のフォルムが少し違う。アームホールの大きさも多分小さく腕の内径も幾分細いから気に入っている。しかもレザーに結構な傷が入っているのでそれも良い。自己満足の世界だが、愛着は相当ある。 冬となればchampionのリバースウィーブ 系のパーカー、パンツ

    • 《変容の対象》2024年11月第5-6小節目

      《変容の対象》2024年11月第5-6小節目を福島諭さんに送った。 今日はテナーで少し。借りてきた小説の二冊目はもうすぐ読み終える。 映画はコラテラルを見て、ツインピークスのファーストシーズンをちょっと見て、ホームランドのラストシーズンをちょっと見て、、、 ナム・ジュン・パイクの美術館の展示のカタログの冒頭の作家本人の文章が面白かった。

      • 《変容の対象》2024年11月第3-4小節目

        《変容の対象》2024年11月第3-4小節目を福島諭さんに送った。 図書館で借りてきた一冊目はその日に読み、いまは二冊目を読んでいる。隅々まで意識を張り巡らされた文章であると同時に微かに「即興性」を感じる文章だった。直接的な即興性ではなくあくまでその「気配」なのだが、デビュー作から順に読んでいっているけれど、それを確かに感じる。

        • 《変容の対象》2024年11月第1-2小節目

          《変容の対象》2024年11月第1-2小節目を福島諭さんに送った。 サックスを吹き、一旦寝て、寝違えて首を少し痛め、もう一度サックスを吹き、今に至る。 昨日は図書館に行き、三冊借りてくる。フロアに小さな女の子が寝そべっていた。子供が自由に遊べるのは良い空間だ。 一冊読み終えた。面白かった。

        《変容の対象》2024年11月第7-8小節目

          《変容の対象》2024年10月第23-24小節目

          《変容の対象》2024年10月第23-24小節目でfineと福島諭さんに伝えた。今月の作品はピアノが2声的な組織になっていて、テナーと3声のそれぞれ独立した旋律が走るような仕組みになっている。印象に残る作品になったのではないだろうか。 コルトレーンの評伝はインパルスのエリック・ドルフィーとのエピソードを含む時代に差し掛かる。 コルトレーンと逢瀬があった女性の日記などもある。かなり昔の書籍で図書館の除籍本だが、良い買い物をした。 福島さんとはこの前ちょっと本の話もしたが、彼の

          《変容の対象》2024年10月第23-24小節目

          《変容の対象》2024年10月第22-23小節目

          《変容の対象》2024年10月第22-23小節目を福島諭さんに送った。 自分のミスに気付く。 仕方なし。 テナーは漸くましになった。ひとしきり吹く。

          《変容の対象》2024年10月第22-23小節目

          《変容の対象》2024年10月第20-21小節目

          《変容の対象》2024年10月第20-21小節目を福島諭さんに送った。 今日は選挙に行き、妹に散々ぱら問題点を熱弁していたら嗤われた。 埴谷雄高はその昔。同人を募る時、思想信条は問題にせず、互いに完全に干渉しない。という唯一の決まりごとを設けて同人を募った。そこを問題にすればたちまち対立が起き、その結社は破綻することが明らかだからであると。 共に何かを為さねばならぬ時の隻眼の知恵の一つであろう。

          《変容の対象》2024年10月第20-21小節目

          《変容の対象》2024年10月第18-19小節目

          《変容の対象》2024年10月第18-19小節目を福島諭さんに送った。 幾分テナーの調子が安定してきたから明日からはソプラノや、アルトも日課の周期に入れることができそうだ。 福島さんは今ピアノのある環境に居ると書いてあった。

          《変容の対象》2024年10月第18-19小節目

          《変容の対象》2024年10月第16-17小節目

          《変容の対象》2024年10月第16-17小節目を福島諭さんに送る。 天気は相変わらずスッキリしない。 カラマーゾフの兄弟を書籍収納の奥からようやく見つけ、大審問官の章を確認し、とりあえずコルトレーンの評伝を読みすすめる。コルトレーンの自宅のベッドルームでウェイン・ショーターとセッション(わお!)したり、オーネット・コールマンがニューヨークで体制側の(つまり批評家も含め、商売する側)大きなプッシュもあって評判を一気に高めた頃、まだコルトレーンは今のような絶対的な評価を得る

          《変容の対象》2024年10月第16-17小節目

          《変容の対象》2024年10月第14-15小節目

          《変容の対象》2024年10月第14-15小節目を福島諭さんに送った。 昨日はトビくんと福島さんとでzoom。忙しい中、時間を割いてもらった。 明け方にテナーのパッドの微調整をする。秋というのに作業しているとうっすらと汗ばむような気温と湿度に苛つく。テナーはyanagisawa。 トビくんは早めに会議を退出し、福島さんと少し話した。良い話ができたと思う。

          《変容の対象》2024年10月第14-15小節目

          《変容の対象》2024年10月第12-13小節目

          《変容の対象》2024年10月第12-13小節目を福島諭さんに送った。 俄然速いやりとりが続いている。 デヴィッド・リンチのツインピークスの新しいのがスーパー・ポストモダン文学的で随分面白く、リアルタイムでその昔レンタルヴィデオ屋で借りて何度か観た過去のものも観始める。もうほとんど忘れている。 コルトレーンの評伝はアトランティック・レコードと契約した頃にさしかかっていて、今まで読んだ感じはなかなか興味深いものだった。ごく稀に眉唾もののエピソードもあるが、確かな取材に裏打ち

          《変容の対象》2024年10月第12-13小節目

          《変容の対象》2024年10月第10-11小節目

          《変容の対象》2024年10月第10-11小節目を福島諭さんに送った。 福島さんの室内楽的な優美な組織が今回は際立って意識された。

          《変容の対象》2024年10月第10-11小節目

          《変容の対象》2024年10月第8-9小節目

          《変容の対象》2024年10月第8-9小節目を書き、福島諭さんに送った。 テナーで過去に使ったそこらじゅうに散ってそのままにしておいた譜面を数曲ファイルにまとめロリンズばかり主に吹く。コルトレーンに無くてソニーロリンズにある最大の魅力はあの低音域の使い方で神業である。初期のプレステッジ時代以降はそれが希薄になっていっているのはコルトレーンなどの台頭もあるのだろうが、あのサブトーンはヘッドフォンで聴くと魂に触れて迫ってくる。マウスピースはロリンズと言えばベルグラーセンとなって

          《変容の対象》2024年10月第8-9小節目

          《変容の対象》2024年10月第6-7小節目

          《変容の対象》2024年10月第6-7小節目を福島諭さんに送った。 今日はふとした思い付きで、以前あまり使った感じがフィットしなかったテナーのマウスピースを何故かしらないが試す気になったから吹いてみた。gottsuのリフェイスもので、精度は保証済み(gottsuのリフェイスでハズレは見たことがない)のマウスピースだが、その時の感触があまり良くなかったのだけははっきり覚えていてリガチャーはこれも適当に選んでリードもその時とは違うもので試した。  たいして期待していなかったが、

          《変容の対象》2024年10月第6-7小節目

          《変容の対象》2024年10月第4-5小節目

          《変容の対象》2024年10月第4-5小節目を福島諭さんに送った。 コルトレーンの評伝を読んでいると、コルトレーンがあのコルトレーンになる前の下積みの頃のことは全く知らないことを知る。アルバムのジャケットでも採用されている有名なチャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーの顔のアップの写真は実は切り取られていて、オリジナルは右端にコルトレーンの横顔が写っているのとかはその本を読まなければ知りようが無いが、同時代に生き、同じ空間に恐るべき才能が邂逅しているのは、その後の物語も含

          《変容の対象》2024年10月第4-5小節目

          《変容の対象》2024年10月第2-3小節目

          《変容の対象》2024年10月第2-3小節目を福島諭さんに送った。 昨日、西川くんにお土産でナム・ジュン・パイクの昔の美術館展覧会のパンフレットをもらった。パラパラとめくって見るだけでも実に興味深いことが書かれていて、ページ数もかなり多い。やはり紙でないと、、、と思った。

          《変容の対象》2024年10月第2-3小節目