又兵衛桜と高取城ハイキング
後藤又兵衛の末裔(自称)は熱く語る・・・後藤又兵衛は大坂の陣の五人衆として、徳川家康の幕府軍と激戦し、華々しく散っていった勇将。真田幸村と共に、講談や軍記で語られる人物。
その後藤又兵衛が「実は生き延びた」との伝説が!!
そこの近くに日本三大山城があり!!来年こそ、桜の時期に城攻めを!!
又兵衛桜とは
大坂夏の陣で、討死したと思われた後藤又兵衛は、傷を癒しながら隠遁生活を奈良県宇陀市でおくる。再興の期待虚しく、同地で一緒を終える。後藤又兵衛の屋敷には、瀧桜と呼ばれる見事な桜が植えられていた・・・
奈良県大宇陀区西部には樹齢300年とも言われている通称「瀧桜」と呼ばれる見事な枝垂れ桜があります。
戦国武将「後藤又兵衛」の伝説と後藤家の屋敷跡に あることから「又兵衛桜」とも呼ばれ親しまれるようになりました。
高さ13m、幹周り3mを超える桜の巨木が大きな枝を広げ薄桃色の花をいっぱいに咲かせ る開花シーズン4月上旬~中旬の開花に合わせて「桜まつり」が開催され、特産品の販売等があるなか、例年数万人の花見客で賑わいます。夜間のライトアップ もあります
高取城とは
南北朝時代から戦国時代まで、大和国の要の城として活躍したが、大和国は郡山城一城と定められ、一旦は廃城となった。
大和国を収める筒井順慶が支城網の一つとして本格的城塞へと改めた。
その後、豊臣秀長(豊臣秀吉の弟)が郡山城に入城し、配下の重臣に与えられた。
関ヶ原の戦いでは、城主本多氏が東軍に付き、この要害で西軍を敗退させた逸話を持つ名城
日本三大山城の一つに数えられ、一国一城令の際も重要な山城として破却を免れ、現在も石垣や石塁が残されている。
又兵衛桜と高取城を満喫するには
車利用だと両方一日で行けます。高取城には駐車場はなく、壷阪寺観光と交えてのハイキング。電車利用の方は別々にお楽しみください。
又兵衛桜
・車利用
又兵衛桜駐車場
・電車・バス利用
近鉄大阪線:泰原駅 → 奈良交通大宇陀行き「大宇陀高校前」下車、徒歩20分
高取城
・車利用
壷阪寺駐車場から徒歩50分※壷阪寺観光もご一緒に桜と紅葉の名所
高取町観光案内所「夢創館」※高取城のみの方はこちら
・電車・バス利用
近鉄吉野線:壺阪山駅 → 奈良交通「壺阪寺前」下車、徒歩50分
・徒歩
「夢創館」から90分
壺阪山駅から120分
いざ出陣
戦国時代好きの後藤又兵衛末裔(自称)後藤純は城攻めにテンションMAXとなります。
「城攻めじゃ~」と叫びながらお城巡りするお年頃です。
気持ちを落ち着かせて、まずはご先祖様の最後の地と言われる又兵衛桜を見に宇陀市へ・・・
「瀧桜」と言われるのに納得の見事な瀧・・・かと思える桜の枝流れ!!
あまりにも見事でNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニング映像で使用されたそうです。
遠目からの存在感ある姿にも心奪われますが、近くから見上げ圧倒される力強さに、後藤又兵衛の再興への強い気持ちが感じ取れるようでした。
桜の後ろの桃の花が鮮やかで、優雅さの中に激しさを感じるコントラストに又兵衛桜と命名されたのが納得とご満悦。
ゆっくりとライトアップまで滞在も一興かと思うほどの一本桜でした。
足を延ばして高取城へ・・・
高取城ハイキングコース
http://sightseeing.takatori.info/cource/no4.html
山城攻めにテンションが上がる僕は、下山付近の「夢創館」から登ることにしました。
下屋敷は藩邸が置かれていたところで、歴史の一部になったような気分になっていきます。
現在も利用されているようで・・・お金持ち?と俗物的な考えを持ってしまう自分に反省・・・
高取城
日本三大山城と言うだけあり健脚の人におすすめコース。
ちなみに、日本三大山城とは
・備中松山城(岡山県)
・岩村城(岐阜県)
・高取城(奈良県)
本丸跡や天守跡と石垣が圧巻!!これを攻め落とすには・・・
少年心をくすぐる素晴らしい城跡、ある意味「名城」ですね。
自然の綺麗な空気に触れ、心身ともにリフレッシュできるのが山城のいいところでもあります。
筋肉痛との戦いが後日やってきますが・・・
壷阪寺
ご開帳中の本堂・十一面千手観世音菩薩様は【目の観音様】として信仰されています。インドから運ばれ、組み立てられた仏像は見上げるほどの大きさ。
界隈では人気の桜の名所。関西のテレビで取り上げられることもある見事な桜なので、桜巡りの今回にはピッタリのコースだと思います。
お釈迦様が悟る直前に乳がゆを供養し命を救った娘がスジャータ
そんな物語が学べるお寺でした。
ちなみに、コーヒーフレッシュの「スジャータ」の名前の由来です。
最後に
後藤又兵衛の末裔(自称)後藤純の城巡り。いかがだったでしょうか?
ハイキング・ウォーキングは健康にもいいですし、歴史を楽しく学べると思っております。家族でのお出かけに一番と勝手に思っておりますので、これからも城攻めをお伝えしていきたいと思います。
今年は桜を満喫できませんでしたので、来年こそは桜満喫したいですね。
想いを込めて昔の思い出をまとめてみました。