ちょっとした場面でのある気づき
1.ずるいと違和感
仕事をしていて、ある集団に属している時に例えば自分にできないことがあるとします。それは誰かにヘルプを求めてもいいと思うし、悪いことではないです。ですが、困難な仕事がある場合(体力的にも精神的にも)に明らかにそれから逃れ、仕事をしない人がいると、あなたならどう思われますか?
ずっと私は「ずるい」人だと思ってきました。あと、ゆっくり仕事を進めてもいい場面でもなぜか、早く終わらせるように急いで、雑に仕事を片付けていく人にも違和感を感じていました。両者ともその方々と一緒に仕事をしていると、自分だけハズレくじをいつも引いたような感覚でした。これっていわゆる真面目な性格の人ですよね…
2.こころの変化
自分の考えが絶対的に正しいとは思いませんが、私がHSP気質だからの気づきなのかと考えていたこともありました。誰か言わないと…第三者が介入しないと解決しないなとも思っていました。私自身が言う勇気もなかったです。「ずるく」感じていた自分がいつも同じような場面に遭遇すると、「イライラ」に変化しました。こころの中では「あーまたか。」とぼやく声がしていました。そのイライラも長続きはしません。今度は明らかに「怒り」に発展していました。
3.あるツイートの出会い
このような段階を経て、「怒り」の状態の時に自分から言おうと思いましたが…結局できなかったです。そこで、ある時Twitterを見ていたらこんなツイートを見つけました。「周囲の人が気になるくらいならまだ、その状態はまだ自分の仕事に集中できていないこと…」です。という内容のものでした。なるほど…と思いました。私は周囲の人にフォーカスし過ぎて、自分のことに一生懸命に仕事に集中できていなかったんだと思えるようになったのです。
このツイートに出会えて、自分の物事の捉え方や考え方のクセを再度考え直させてもらいました。「ない」ものを見るより、今「ある」ものを見て、できることをする…そして現実的に実践していく…ただそれだけのことでした。
4.変化が生じる
しばらくすると、自分への集中力が高まり、周囲の人のことも徐々にではありますが気にならなくなってきました。また私が他者から話しかけられても、肩をポンとたたかれるまで気づけないくらいになりました。本来、仕事をしている時などは自分のことで精一杯なら自分のする仕事をして、他者のことは気にならないのは確かなことだと…ようやく思えるようになりました。不思議と「怒り」の気持ちはどこかへ行っていました。
私の場合、文字表現で意味づけをしたがるのもやはりクセなのだと思います。私の中での出来事なので、妥協して、自分を許しています。まだまだいろんな場面が出てくると思うのですが、自分なりの納得する方法で理解できたらいいなと思っています。
最後までお読みいただき、感謝申し上げます。
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