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何屋にする?からはじまる外食スタートアップ②

東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。

前回の記事

黒さつま鶏 黒王に会いに、まずは生産者が経営するお店で黒さつま鶏 黒王を食べさせて頂きました。

「うんまっ!」

九州の出身で、幼き頃から◯◯鶏なるお肉を食べてきましたが、一目惚れ♡早速、生産者に僕らのビジョンをプレゼンして取り扱わせて頂く事に。

今考えると、どこぞの若造によくも簡単に卸してくれたなと・・・パパありがとう!

さてさて食材が決まり、鹿児島の最高級地鶏を使った鶏刺し専門店に辿り着きました。

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「業態=何屋」という定義はありますが、近年は更に細分化されていて、みんなあの手この手で面白い店も増えてます。#餃子専門 焼売専門 

これだけ多くの飲食店が立ち並ぶ街で、プロダクトアウトの戦略はほぼ通用せず、僕はマーケットイン方が重要なんじゃないかと思います。

つまり、「この店にいけば◯◯が食べれるよ〜」が専門店で、顧客ニーズのある商品の中で、例えば、餃子の味のバリュエーションを増やして専門性を出していく事が、みんな大好き差別化に繋がるでしょう。

飲食は胃袋ビジネスなので、暴飲暴食がブームにならない限り、人口減少している国内で市場拡大はありえない訳で、最近はコンビニ惣菜にも食われている産業です。#これからはコンビニで買えない商品が選択肢に入ってきます

「飲食業界を盛り上げたい」と多くの起業家が叫んでいますが、#僕もそう思ってます! 実際は盛り上がらず、顧客の奪い合いという他国との戦を毎晩繰り広げてるのが現実です。

やりたい店をやるのもOK!でも自己満のお店を作って爆死した人を何人も見てきました。お客様に受け入れられて初めて成立する商売であり、#どの商売も一緒 セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの分析をしっかり考えないと数年後のホームレス行きは免れません。

そんなこんなで、山手線沿線、乗降者数が15万人/日を超える五反田駅の繁華街は仕事帰りの人々で賑わってます。大手チェーン、有名店と被らずポジションを獲得できる分野が「鶏刺し専門店」で、鶏刺し(生肉)への抵抗が若干気になってましたが、無視して強行しました。#最後は覚悟!

ターゲット:20代後半〜40代の仕事帰りの会社員 男性7:女性3
ポジショニング:五反田で一番美味い鶏刺しが食べられるお店

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