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1年間1日も途切れることなく日記を書き続けてみた

今年も残すところ1週間。
皆さんはどんな一年だったでしょうか。

自分は仕事面では異動があったり、プライベート(半分仕事)では社会人博士課程を終えて学位を取得したり、変化というか刺激の多い一年でした。

もう一つ、これまでとは異なる習慣として今年の1月から「5年日記」なるものを記録し続けています。
これは、1ページが5分割されていて、毎年同月同日に同じページに日記を書くというもの。例えば今年の12月26日に日記を書いたとすると、来年2024年の12月26日にも同じページに日記を書く、というのを5年間継続することになります。

正直、スタート直後は続くか否か不安な面もありましたが、今日まで1日も欠かすことなく続いています。確かに飲み会後に日記帳を開くのは気が重かったり、旅行先など日記帳を持っていくのはちょっと面倒だなと思うことは何度かありましたが、最近では書かないと気持ち悪いというくらいまで習慣化できています。

継続するコツと日記を書く効能みたいなものが朧げながら見えてきたので、ちょっと整理してみます。

心理的に負担にならない量とすること

継続するためのコツをまとめた本などを読みますと、小さなことでも毎日続けることが大事ということが書かれています。
これは自分の感覚的にも納得できるところです。
今では習慣になっているランニングも、開始直後は
・土日などにドカっと走る
・結構疲れる→走ること=疲れること、大変なことと脳に刻まれる
・走るハードルが高くなり、言い訳を作って走らなくなる
(例:今日は天気が、体調が、気分が・・・)
といった感じでなかなか定着しませんでした。
それを、平日も含めて短い距離でも良いので
・起きたら着替えて走る
を気分云々を考えずに機械的にこなすようにしたら、ある時から走らなきゃ気持ち悪いという状態になりました。

↑で紹介した日記帳は、1日の記載量がたったの5行です。
今考えてみると、この分量が絶妙だったなと思います。
イベントごとや大きな体験をした時にはスペースが小さく感じるけど、エッセンスをまとめると必要最低限はかける。一方、何も書くことがないような日でも、事実や思ったことを書いているとそれなりに埋まる。
そんなこんなで、この記載量の少なさ=心理的ハードルの低さは継続できた第一要因だと思います。

感情の浮き沈みが少なくなった

科学的に根拠のあるストレス解消法の一つとして、「エクスプレッシブライティング」なるものがあります。
これは、ノートとペンを用意して、決められた時間、自分の気持ちを書き殴り続けるというもの。自分も習慣化はしていないものの、悶々としているとやイライラが止まらない時などには時々手帳などに(毒を含めて)気持ちを書いて整理しています。

人間、イライラしてしまう原因のして「気持ちの反芻」があるかと思います。
例えば、一つの出来ごとに対してイラッとするまでは仕方ないにしても、同じことが脳内に何回もリフレインしてイライラがおさまらない、というケースなどは多くの人が経験していることかと思います。
書き出すことで、その反芻が減ることがストレス低減につながる1つかと。
あと、人間は自分が思っているよりも脳のキャパシティが狭く、「めちゃくちゃいろんなことでイライラしてると思ってたけど、書き出してみたら3つしか要因がなかったことに気づいた」というケースもありました。

エクスプレッシブライティングほど感情面のみを記載するわけではありませんが、5行というスペースに対しては、事実を列挙するだけでは足りません。自動的に考えたことや感じたことを記載することになり、結果「擬似エクスプレッシブライティング」になっていたのだと思います。
あと、きちんと記録を取ることで自分はどんなことをトリガーに気分が浮いたり沈んだりすることを把握できたことも大きいかと。


といっても、以上は5年日記に限らない日記の効能かと思います。
1年以上継続すると、1年前の同日の日記が自動的に目に入るというのが⭕️年日記の利点というか売りかと思います。
その辺、感じるものがあれば再び投稿したく・・・。

乱文長文失礼しました。

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